銀盤の舞-フィギュアスケートエトセトラ-

スポナビ+ブログから引っ越してきました。

選手・人物

クリス・リード引退・・・とうとう、この時が。

明けまして、おめでとうございます。 今、Yahoo!を開いたら、「クリス・リード引退」の文字が飛び込んできました。 フィギュア、クリス・リード引退 アイスダンス五輪代表(共同通信) - Yahoo!ニュース な、な、なんと…。 「かなクリ」コンビが解消されて…

黄金時代の先駆け-無良崇人が引退-

sports.yahoo.co.jp とうとう、無良崇人も引退か…。 髙橋大輔や織田信成、小塚崇彦、町田樹等とともに一時代を築き上げてきたスペシャリストも、好悪波の有る競技成績を送りながら、「父を五輪に連れて行きたい」との思いでピョンチャン五輪の選考会でもあっ…

宮原知子の「成長」を感じさせたGPファイナルのショートプログラム

思ったより得点が伸びなかった…昨日放映されたフィギュアスケート「グランプリファイナル」の女子ショートプログラムの宮原知子の結果を見て、そう感じた人少なくなかったのではないだろうか? 実際の演技を見ていての個々の人々に宿るイメージや感想と、は…

一段と飛躍した本郷理華

グランプリシリーズ中国杯の女子フリーの放映が先ほど終わった。(何だろう、今回は浅田真央初戦のためか、女子に偏った放映になっている。) 浅田真央のショートは見事だった。個人的にjazzが好きなので、ショートプログラムの楽曲は気に入った。 また、今…

キャシー・リード「現役引退」・・・お疲れ様、ありがとう!!

今日のYahoo!ニュースに、キャシー・リード引退の文字が飛び込んできた。 私が、フィギュアスケートのブログを開設したのは、バンクーバー五輪直後のこと…。以来、リード姉弟の存在も気にかけるようになっていった。日本人の母親を持ち日本国籍を所有してい…

やっと花咲かせた、今井遥

この人は、これでコーチ何人目?・・・というくらい、シーズンが変わればコーチも替わっているという印象があるのだが、なかなか芽が出なかった。 随分と、低迷期を過ごしてきたんじゃないだろうか。その間には、足のケガもあったり。 とびっきりの美人じゃ…

安藤美姫の衝撃に“母は強し”の言葉を思う。

随分とご無沙汰をしてしまった感がある・・・4月に出産していた安藤美姫と違い、4月以来ブログの更新がストップしていたこの私。 全く書く気が起こらなかったのだ・・・シーズンオフということも手伝ってか・・・一度、5月にエントリーはしたものの、事務…

来季で引退 - 織田信成 -

・・・ 織田信成もか ・・・ ソチ五輪シーズンの「来季」でもって、織田信成も競技生活にピリオドを打つというニュースが、ネットに掲載されていた。 敢えて言葉にはしないが、とあることで競技生活を1年、棒に振った時期があった。それまでは、髙橋大輔と…

安藤美姫へ捧ぐ — あの日の物語(ストーリー) —

— あの日の物語(ストーリー) — あの日は 日本中が 闇に覆われていた 世界は あちらこちら 真心を掻き集め “ヒトリジャナイヨ”と 寄り添ってくれた トモダチっていいな・・・優しさっていいな・・・ 出口なんか見えなかったけど 光なんてないと思ったけど ほ…

感受性に揺れ動くひとりの才能 — 安藤美姫 —

今思えば、“ あの光景 ”が、ニコライ・モロゾフ氏の安藤美姫に対する、コーチとしての「別れ」の挨拶となってしまったように、私の目には焼き付いている。 震災により、東京での世界選手権の開催が出来なくなり、舞台はロシアへ移った。 今までにない程の、…

去りゆく“華たち”— 武田奈也、ラウラ・レピスト —

ソチ五輪まであと2年という今、年齢の壁と闘いながらひたむきに現役を続ける選手もいれば、世界と勝負するため更なるレベルアップをするべく、海外へ飛び出す選手もいれば、己を見つめ己の声に耳を傾けながら、周囲の声にも心を傾け新たな自分自身に出会う…

プルシェンコの意地と愛

欧州フィギュアスケート選手権にて、ロシアのエフゲニー・プルシェンコが、自己ベストで逆転優勝したとの情報が飛び込んできた。 早速、動画を探してショートプログラム、フリーと確認してみたが、何せ携帯電話の小さな画面ゆえ、エッジさばきや表情などの細…

ベサメ・ムーチョ — トゥクタミシェワの挑戦、そしてjazz —

— ベサメ、ベサメ・ムーチョ Each time I cling to your kiss ・・・ — このメロディを知らない人の方が、むしろ少ないと思われる。それほど、日本人には“馴染み”のある曲だ。 Besame Mucho ベサメ・ムーチョ。 今シーズン、ロシアのエリザベータ・トゥクタ…

ロシア杯—浅田真央以外の注目—今井 遥・羽生結弦

グランプリシリーズのファイルへの切符は、ロシア杯で全てが決まる。 日本人選手で注目と言えば、盛んに「復活 浅田真央」と題して、番組宣伝を仕掛けているテレ朝に象徴されるように、女子シングルの浅田真央が、とにもかくにもテレ朝だけでなく、メディア…

素晴らしい課題—石川翔子—

エリック・ボンパール杯が始まっているが、先日行われたNHK杯の“余韻”を少し・・・。 トリノ五輪金メダリストの荒川静香の“振付け”ということで、話題性充分だった、石川翔子のフリー演技。 残念ながら地上波放送されなかったが、有難いことにNHKは、…

NHK杯—もうひとつの注目 石川翔子—

フィギュアスケートのグランプリシリーズの中でも、日本国内で開催され、かつ「男女シングルのみならず、ペアやアイスダンス、エキシビション」までテレビ観戦出来る“唯一の試合”と言っても良いであろうNHK杯 が、今週金曜日から開幕する。 高橋大輔や浅…

同じプログラムを演じることの難しさ — パトリック・チャン —

人間(ヒト)は、常に“いいもの(状況や環境含め)”を追い求めたがる・・・それが、本来の能動的な姿ではないかと、私は思っている。 昨シーズンのショートプログラムで用いた「テイクファイブ」。チャンの滑らかなスケーティングを、より一層美しく魅せる楽曲で…

キム・ヨナ — 2011〜2012シーズンは休養に —

来たるシーズン、キム・ヨナは、来年の世界選手権も含めて“休養”にあてると言う、、、。 いつからだっただろうか。 この人が“色んな意味”で世間の注目を集めるようになったのは、、、。 — 本当に嫌いな相手のことは、一切話題に出さない — 私などその典型だ…

妖精のような今井 遥—2011〜2012—

人は、短期間でこんなにも“進化”をするものなのか、、。 今井 遥。 フィギュアスケート 2011で動画サイトを検索していたら、偶然、Faoi(ファンタジーオンアイス)金沢公演での、今井 遥の演技を見ることが出来た。 今季のショートプログラム。振り付けは、佐…

プルシェンコ“資格回復”

伊藤みどりさんの嬉しい“表彰台2位”(国際アダルト選手権)の話題が飛び込んできた後には、またひとつ、嬉しいニュースが目に入ってきた。 時事通信や共同通信によると、ロシアのエフゲニー・プルシェンコ氏の“競技会出場資格”が「回復」したとのこと。 そも…

ソルトレイクシティの“芸術”— 魂の演技 アレクセイ・ヤグディン —

ソルトレイクシティで五輪が開催されたのは、2002年。あれから、9年の歳月が経過した・・・。 — フィギュアスケートって、何だろう・・・? — 時折、そんな思いが脳裏に浮かんでは消え、また浮かんでは消えていく、、。 シーズンオフの今、私は最新情報を追…

フィギュアスケート王国の礎は伊藤みどり

アラフォー以降の人間の“特権”かも知れない。 温故知新 — 古きを知り、新しきを知る — 今こそ、“伊藤みどり”を熱く語らねばなるまい。 ついぞ、2〜3日前に、スポニチや共同通信等が、報道していた — 6月8日〜11日にドイツで開催される、ISU公認の「国際アダ…

“本物”“大物”の原石 【長洲未来】

四大陸選手権で、もうひとり「面白い」選手がいた。 長洲未来。 ショートプログラムでは好成績を叩きだすも、何故かいつもフリーで、こけてしまうパターンが多かった。 また、心配をした。 「フリーでこけてしまうのか?」と・・・。 ところが、 私の心配な…

“進化”し続けるパトリック・チャン

鳴りやまない拍手・・・ スタンディングオベーション・・・ 会場いっぱいに埋め尽くされた、何処の国よりフィギュア通が多いと言われるカナダの観客、「目の肥えた」観客の割れんばかりの声援と拍手を一人占めにしていた男。 その名は、パトリック・チャン。…

エヴァン・ライサチェクとジョニー・ウィアーの存在感

この二人を欠いた全米フィギュアスケート選手権2011だった。 男子シングル。 当ブログ記事(1月31日付け)でも、既に結果はお伝えしてあるが、改めて思う・・・。 エヴァン・ライサチェク ジョニー・ウィアー この二人は、強かったんだなと。 昨年のバンクーバ…

「批判」と「期待」は、表裏一体なのかも知れない… — 谷 亮子氏の金字塔を讃えながら、今後に期待 —

遅れながら、、、。 谷 亮子氏が、政界一本に邁進する話は皆さまご承知の通りです。 私自身、「批判」ではなく「えっ!?そうなの??」「大丈夫??」といった、言わば親が子を心配するような心情に近かったのは、正直な気持ちです。 世間一般には、「二足…

ロシアの舞姫 — タクタミシェワとソトニコワ —

4年後…ソチ五輪以降かその前なのか…再び、ロシアの時代が到来するのかも知れない、、。 ジュニアグランプリシリーズも、第4戦 長野大会が終わり、第5戦のドイツ大会(10月6日〜)まで少し間があきます。 長野大会では、庄司理紗選手が、女子シングルにおいて見…

キム・ヨナ — 練習拠点をロサンゼルスへ —

キム・ヨナ選手が、ブライアン・オーサー コーチと袂を分かち…という話は既に知られているが、オーサーコーチは、カナダのトロントで、選手を指導している。当然、ヨナ選手も4年にわたりトロントを練習拠点としてきた。 が…、 オーサーコーチとの決別に伴い…

脅威のオッティ 50歳のパワー — 陸上女子 —

恐るべし、オッティ! 五輪や世界陸上等の大きな大会では、必ず耳にしていた名前。 マリーン・オッティ ( マーリーン表記もあり ) 100メートル、200メートル、4×100メートルリレー等、いつも優勝候補と言われながら、銀メダルや銅メダルに終わることが多く、…

キム・ヨナ 【2011東京世界選手権に照準】

【キム・ヨナ選手は、来年東京で行われる世界選手権に照準を合わせるため、今季のグランプリシリーズは欠場】( ロイター報道 7月19日 ) このような報道がありました。 コーチングスタッフと綿密に策を練り、世界選手権に照準を合わせるため、グランプリシリ…