銀盤の舞-フィギュアスケートエトセトラ-

スポナビ+ブログから引っ越してきました。

ピョンチャン五輪「団体戦」-点数はよく分からないので…-

風邪がなかなか抜け切れず、吐き気や咳や喉の不快感など風邪症状オンパレードといった1月と2月の頭…気がつけば、「スポナビ+ブログ」は既に終了していた。

試しに自分のブログへアクセスしてみたところ、1月末でサービスは終了した旨の告知画面が出た…体調が悪くなければ、せめてサービス最終日のアクセス数など画面のハードコピーを残しておくんだったなと少々後悔。

とは言いながら、気づけばピョンチャン五輪が始まり、フィギュアスケート団体戦がすでにスタート。

昨日今日と、可能な限り団体戦を録画映像、ライブ映像交えながらテレビ観戦した。

いつもはシングル優先の地上波テレビ放映なのだが、NHKBS1でアイスダンスショートプログラム、ペアのショートプログラム、フリープログラムを、思う存分堪能することが出来て、個人的には日ごろの鬱憤をいくらかはらせたような気もしていた。

私の大好きなアメリカのシブタニ兄妹、カナダのテッサ・バーチュー&スコット・モイヤー組を見ることが出来たのは、本当に嬉しい。

たまたま土日に重なったことと、五輪であるということで、どっぷりテレビ観戦出来たわけだが、相変わらず、息のあったツイズルだこと。

シブタニ組も、テッサ&モイヤー組も。

実に美しい。

そんな強者がいる中で、日本の村元哉中(かな)&クリス・リードの2人は、堂々とショートプログラムを演じていた。かつては下位グループだったのに、今は上位グループで演じられるという何とも素晴らしい進歩。

姉のキャシーが現役を退いてから、クリスどうなるのかな?誰と組むのかな?と気にしていたが、村元哉中と実にいいコンビを組んでいるのが、テレビ画面を通しても伝わってくる。

お互いに強い信頼感で結ばれているんだろうなと、微笑ましく安堵した気持ちにもなる。表情がとても良かった。

ペアの須崎&木原組は、フリーが残念だったけど、ショートプログラムは演じる前から須崎海羽(みう)の表情がとても柔らかくて、いい結果を出しそうなことは想像出来た。逆にフリーでは緊張したのか、表情がとても硬かったように感じた。

初めての五輪で、独特な緊張感もあったことと思う。

個人戦では思いっきりいって欲しい。

 

と、楽しく見ていたんだけども、女子シングル。

宮原知子の得点が伸びない…。回転不足をとられたとのことだったけど、それにしても伸びないな…何でだ??

ここ最近、70点代を出してきていただけに、「68点てどういうこと??」と、こちらも目がテンになった。

海外のファンからも異論の声が噴出しているらしいが、好意的に考えれば最近の試合で回転不足をとられることが多かっただけに、ジャッジに「回転不足が多い」印象が刷り込まれて高得点が出なかった…のかも知れないけど、はためにはノーミスに見えたから、70点代にのらなかったのは疑問が残る。

ジャンプの低さゆえ加点が付きにくい難点はあるけれど、こういう採点競技は本当に難しいな、だから、客的が満席になるのは日本くらい…世界では、日本ほどフィギュアスケートの人気はなくなっているんだろうな。

 

男子ジャンプのノーマルヒルは、強風で何度も競技が中断され、待たされる選手はたまったもんじゃないという悪天候の中、欧州あたりのテレビ時間に合わせての夜遅い試合運びとなって、気の毒だった。

 

順位とかメダルとか、申し訳ないがどうでもいい、とにかく何事もなく無事に帰国出来るようにと始まったばかりなのに、そう願ってしまう。

 

日本選手の皆さん、ファイト!!