”かなだい”引退で、競技では見られなくなるけれど、”カップルは継続”
世界国別対抗戦で魅せた「オペラ座の怪人」。
演技後、思わず涙が零れた高橋大輔。シングルでも演じたことのあるプログラムでもあり、初めて世界選手権(男子)でメダルを取れたのが東京体育館。
2023年の世界国別対抗戦の会場は、東京体育館だった。
こんな偶然、そうそうあるものではない。何という「ご縁」だろうか。
迫真の演技を見て、演技後の高橋大輔の涙を見て、「…引退??」という言葉が脳裏をよぎった。
そして、5月1日にパートナーの村元哉中(むらもとかな)と共に「引退会見」を行った。
分かってはいたことだけど、いつかは引退がくるって分かってはいたことだけど、ファンとしての正直な気持ちは、「やっとアイスダンサーになってきた大ちゃんの、これから伸びしろだらけの”かなだい”の演技を、まだまだ見ていたい。」だった。
しかし、膝が限界を迎えていたとは…。テレビで見る分にはそんな気配は全く見せず、いつも前向きにアイスダンスに取り組んできた高橋大輔。
そんな彼を頼もしく支えていた村元哉中。日本人選手にはあまりない「エキゾチック」さが彼女の魅力でもある。素敵なカップルだ。
競技生活からは退くけれど、カップルは継続するとのこと。
ぜひとも一度、その演技を生で見てみたい。
一度男子シングルを引退した高橋大輔を、アイスダンスに誘ってくれた村元哉中。
かなちゃん、大ちゃんを誘ってくれて、本当にありがとう。
アイスダンス枠で再び高橋大輔の演技を見ることが出来るなんて、思ってもみなかった。大輔ファンとしては、この3年間「ご褒美」をいただいた、そんな気持ちだ。
本当に、3年間、お疲れ様でした。
かなちゃん、大ちゃん、私たちにアイスダンスの魅力を伝えてくれてありがとう。
痺れる演技をありがとう。
これからは、アイスショーで引き続き息の合った素敵な演技を魅せてください。
心より感謝。