銀盤の舞-フィギュアスケートエトセトラ-

スポナビ+ブログから引っ越してきました。

それぞれの理由

「40歳になっても出来るスポーツだということを、証明したい」

「現役時代は、“飛ばなきゃ”って思ってた時期もあったけど、今度は楽しみたい!」

41歳で、再び“氷上の舞姫”になる、伊藤みどり

登山家に、何故山を登るのか・・・?何が、楽しいのか・・・?

それを訊ねると、「そこに山があるから」とは、定番の答えだ。最も少し踏み込めば、“頂上から眺める景色がたまらない”とか、“苦しんで頂上まで登るからこそ得られる感動を味わいたくて”・・・様々な答えが、見つかることだろう。

しかし、、

やはり究極の理由は、「そこに山があるから」なのかも知れないと、ふと、そういったことに思いを馳せてみる。

哲学。

誰にも「哲学」がある。

大事にしている思いがある。

何かを決断する時・・・

何かに挑戦する時・・・

人は時に、“背中を押される”ことがある。

並大抵のことではない“決断”だろうと、同世代であるがゆえに、心中を察してしまう。

伊藤みどり

自らが氷上で舞うことにより、たくさんの「伝えたい思い」、「感じて欲しい思い」が、熱いものがあるのだろうと思う。

どんな“哲学”が、背中を押してくれたのか、伊藤みどりの“舞”に、心の目と耳を傾けたい。

※ ダイジェストで構わないから、彼女の演技を“ノーカット”で放送してはくれまいか・・・?

各テレビ局の放送担当者へ、切に願う。必ず、響いてくるものがあるはずだから・・・。