銀盤の舞-フィギュアスケートエトセトラ-

スポナビ+ブログから引っ越してきました。

2013-01-01から1年間の記事一覧

負けるな小塚!で、今年はブログ納めとし、新年の皆さんのご多幸をお祈りすることとしよう。

小塚崇彦が抱えている「ケガの具合」は、どうなのか? 本当なら、手術をしなければいけないが、五輪シーズンのため今から手術をしては、時間的に無理であるから、今シーズンは手術をしない・・・と、本人のコメントだったか関係者のコメントだったか忘れたが…

やっと花咲かせた、今井遥

この人は、これでコーチ何人目?・・・というくらい、シーズンが変わればコーチも替わっているという印象があるのだが、なかなか芽が出なかった。 随分と、低迷期を過ごしてきたんじゃないだろうか。その間には、足のケガもあったり。 とびっきりの美人じゃ…

悲喜こもごも・・・全日本選手権大会2013

五輪選考会というのは、いつになってもいつの時代も、誰しも諸手をあげて万歳!とはいかないものだと、つくづく感じる。 兼ねてより、選考基準は周知されてはいたものの、試合ひとつひとつ、その時の仕上がり具合では、調子の出来不出来が昨日と今日で「入れ…

バンクーバー五輪以上に泣かせてくれた、鈴木明子

いつかマスコミを見返してやれ! 何度そう思ったか分からない・・・今回も。 ショートプログラムで自身初の「70点超え」で2位発進したにも関わらず、マスコミの注目は他に回っていた。 全日本選手権が始まる前、理由は分からないが何故か鈴木明子が優勝する…

笑顔と涙の熾烈な戦い

胃が痛かった・・・私が緊張してどうする? そう思いながら、先ほど長い死闘を見終わった。 ショートプログラムで、参考記録ながらも、パトリック・チャンを唸らせるほどの高得点を叩きだした羽生結弦。 「これで、チャンと互角に勝負出来る選手が登場したな…

気持ち、切らすな。高橋大輔!

町田 樹がいい演技をした。 羽生結弦はおそらく全日本選手権史上初の、100点超えをしたが、町田 樹にはその羽生にないものを、奥底に持ち合わせている・・・そんな気がしてならない。 込み上げてくるものがあった「エデンの東」— 私には忘れられない「名演技…

高橋大輔「欠場」で感じた寂しさ

右足の負傷で、グランプリファイナルを欠場せざるを得なかった日本のエース、高橋大輔。 予めお断りしておくが、私は羽生推し、町田頑張れ、織田運を掴め、小塚目覚めよう・・・など、それぞれの選手に思いはあるが、何といっても一番は高橋大輔である。これ…

出来栄えの大事さを痛感させられた試合 ‐ グランプリファイナル 男子シングル ‐

先ほど、女子シングルのテレビ放送を見終えたところ。 我が国日本の選手が、パトリック・チャンに勝つのは「いつか?!」と指を咥えて毎年テレビ画面にかじりついては、「羽生君なら出来るかも知れない」と、ただその日を待っていた。 ショート、フリー通し…

日本の女子シングルが心配になってきた・・・。

男子シングル、元気出せ!・・・と、記事をエントリーしたのは10月末だった・・・。 グランプリシリーズの最終戦ロシア大会が終わり、ファイナル進出者が決まったが、蓋をあけてみれば、日本の男子シングル勢、高橋大輔、町田 樹、羽生結弦と3人がファイナ…

自分の人生を重ね合わせて応援してしまうスケーター — 鈴木明子 —

— 生まれ変わったら、スタイルも良くて、超絶美人なアイスダンサーになりたい — と、NHK杯エキシビションのインタビュー(豊の部屋)で、答えていた鈴木明子。 以前は、表彰台等で、カロリーナ・コストナーの横に並ぶのが嫌だと語っていたあなた。 その気持ち…

成長が楽しみな若き日本のペア 【高橋成美&木原龍一】

五輪参加に避けては通れない「国籍問題」に翻弄され、スケート連盟の“メダル欲しさ”に、ひとりの青年の人生を狂わせてはしまわないかと、帰化問題が一人歩きしたかの印象を与え、結果的にはコンビを解消せざるを得なかった、高橋成美。 内情は様々あろうが、…

頑張った“長洲未来”

地上波で、女子シングルのフリーの放映が始まった時、ゲデバニシビリの採点を待っている場面からだった・・・80何点×▼□・・・え?・・・フリーで80点代?!ど、どうした?ゲデバニシビリ。ブライアン・オーサーに師事したばかりの頃は、見違えるようだったが…

民放より“ストレス”がかからず観戦出来るNHK

特別、NHK贔屓ではない。 しかし、スポーツ番組はやはりNHKが良い。 民放のような“お約束”辟易するほどの煽りがなくていい。 — それではもう一度、浅田真央さんの演技をご覧ください — — 最後に、高橋大輔さんの演技を — 仕事をしていたので、男子のショート…

日本一おめでとう!東北楽天ゴールデンイーグルス

いつもは、フィギュアスケート中心の当ブログも、今夜はこちらにお邪魔します。 まずは、 東北楽天ゴールデンイーグルス〜日本一おめでとう〜\(^O^)/ 私は岩手県在住なので、銀次選手は同県人。残念ながら今日は、打撃で彼のいい活躍を見ることは出来なか…

男子シングル元気出せ — 取り越し苦労であることを期待する —

シーズンに入り、私がフィギュアスケートの試合を目にするのは、グランプリシリーズからである。 第一戦のアメリカ大会、第二戦のカナダ大会と、ここまで2試合テレビ観戦してきた率直な感想・・・男子シングル日本勢、大丈夫か?ということだ。 今のところ…

集大成に相応しい「愛の讃歌」 - 鈴木明子 -

- あなたの 燃える手で 私を抱きしめて - 日本語詞でこう始まる「愛の讃歌」。 これは、歌謡曲が全盛期でもあった当時の日本では、「歌手」所謂 シンガーソングライターではない、「歌い手」専門の歌手がたくさん活躍していた頃、「作詞家」もその名を馳せて…

“次”の結果次第 — 町田 樹の飛躍 —

高橋大輔に憧れ、同じ進路(関西大学)を歩いてきた町田 樹に、ようやく光が射し込んできたようだ。 アメリカ大会での試合内容は見事なものだった。 いつの間に、4回転ジャンプを仕込んでいたのか、羽生結弦に負けないほど“加点の取れる”美しい4回転ジャンプ…

だからなぁ・・・テレ朝殿よ。

以前にも「テレ朝殿」には、“格別の愛情”をたっぷりと注がせてもらったのだがね・・・繰返すのね、懲りずに。 昨晩、地上波でグランプリシリーズの「アメリカ大会」を見たが、冒頭、高橋大輔と浅田真央の昨シーズンのフリー演技の振り返りが始まった。 じぇ…

荒川静香 — トゥーランドット — もう一度見たい五輪のワンシーン

今年は、いや、今年もだろうか・・・日本列島に異常気象が襲う。 台風被害、竜巻被害にあわれた地域の皆様には、心よりお見舞い申し上げます。 どうか、お身体ご自愛ください。 2020年の五輪開催地の東京招致成功を記念して、JOCによる「Tシャツプレゼント…

NHK杯のチケットまたしても・・・。

NHK杯のチケット・・・どころではなかった。私の敬愛するミュージシャンが、とてつもない「悪意のウズ」に巻き込まれようとしていた。 ファンなら、「それ」が事実ではないことくらい、一目瞭然である。しかし、マスコミの力というのは、とてつもなく大きい…

2020年東京五輪開催地決定おめでとう!-来たるソチ五輪を思う-

2020年の夏季五輪開催地が、東京に決定した。 素直に、「おめでとう」を言いたい。 前回の「落選」から、プレゼンについてかなりのことを学び、鍛練したのだなということが、報道を通しても見て取れる。 ハグ、ジェスチャー、笑顔、分かりやすいメッセー…

安藤美姫の衝撃に“母は強し”の言葉を思う。

随分とご無沙汰をしてしまった感がある・・・4月に出産していた安藤美姫と違い、4月以来ブログの更新がストップしていたこの私。 全く書く気が起こらなかったのだ・・・シーズンオフということも手伝ってか・・・一度、5月にエントリーはしたものの、事務…

スターであるが故に、一人歩きする、浅田真央の“引退発言”

スターである証・・・と言えるのだろうが、浅田真央の“引退発言”が、どうも一人歩きしているような気がしないでもない。 何でも、テリー伊藤氏が辛口なコメントをしたとか・・・。 浅田選手と、他の選手を比較するのは違うんじゃないかな?。 フィギュアスケ…

国別対抗戦 — 追記:ジェレミー・アボット —

前回の記事へいただいたコメントで、載せ忘れた選手がいたことに気付いたので、追記を。なお、コメントに対する返しは、追って行うのでご了承の程を。 ジェレミー・アボット。 私の記憶違いなら申し訳ないが、昨年(今シーズン)のグランプリシリーズで、彼を…

頭が下がる日本の“エース”— 鈴木明子、高橋大輔 —

ペアがいない状況で、表彰台3位は立派なものだと思う。 国別対抗戦 日本 銅メダル!堂々と、世界の中心で叫べるよ・・・「おめでとう!!」 昨年に引き続き、日本の両エースは見事だった。 高橋大輔、4回転ジャンプの入り方をモロゾフコーチの提案により、…

迷宮のラプソディー【3年目のコトノハ】

・・・はじまりは ミステイクから ほんの単純な指先の迷いが “ようこそ ブログの世界へ!”と 私を誘った 未知の空間 知らない息遣い 先の見えない爪先の向こうには 一体 何が待っているんだろう? バカにされることを嫌い 非難されることを恐れ アクセスラン…

愛すべきベテラン — 鈴木明子 —

・・・練習ではうまくいっていたんですけど、本番でそれを出すことが出来なくて・・・ 1ヶ月半ぶり、くらいだろうか?鈴木明子のブログが更新されたのは・・・。最近では、ツイッターで呟いているようではあったが、ツイッターユーザーがいるように、ブログ…

“未来”が語れるフィギュアスケートであるために・・・。

前回の記事に、多くのコメントを頂戴した。採点絡みの内容には、やはり関心が高いということだろう。 コメントを下さった方々へは、改めて感謝申し上げたい。 採点に関しては色々な意見があり、「明確な答え」を導き出すには、まだ時間がかかる作業だと思う…

フィギュアスケートの光と陰に翻弄されながら、それでも愛してきたのは・・・。

またか・・・? それとも・・・? バンクーバー五輪前後から、心の片隅にモヤモヤがたまり続けた。 基本に忠実なスケーティングは見事だ。 少々つまずいてもすぐにカバー出来る体力、気力は脱帽するしかない・・・。 ジャッジは、フィギュアスケート本来の「…

「アーティスト」な世界を作った、デニス・テン

世界選手権の男子シングルの全ての結果が判明した。 3.11から気持ちを切り替えてのテレビ観戦だったが、男子の試合が面白かった。 とにかく度胆を抜いたのが、「デニス・テン」(カザフスタン)の演技だった。ショート、フリーを通して、大きなミスなく…