銀盤の舞-フィギュアスケートエトセトラ-

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やっと花咲かせた、今井遥

この人は、これでコーチ何人目?・・・というくらい、シーズンが変わればコーチも替わっているという印象があるのだが、なかなか芽が出なかった。

随分と、低迷期を過ごしてきたんじゃないだろうか。その間には、足のケガもあったり。

とびっきりの美人じゃないけど、どこか愛くるしい(岩手では、めんこい とか、めごい 等とよくお年寄りが使う。)顔立ちで、そのうち徐々に人気も出るんじゃないかなぁ?・・・そう思ってからが、本当に長かった。

ジャンプが上手くいかず、必ず転倒していた。

今井遥の演技を見ていると、何となく「せっかち」に飛び急いでいるような印象が私にはあったのだが、全日本選手権では、落ち着いて演じていたように見えた。

五輪前の大会で、点数も高めに出ているとは言え、ショートプログラム上位6名とも、60点超えしてくるとは、この大会はかなりハイスコア、ハイレベルな大会だったのだろうな。

遥スマイルはやっと花咲かせた。待たされたよ、遥ちゃん・・・(笑)。

盲腸は必ず切るものだと思っていた私だが、今井は薬で散らして挑んだと言うから、調整も簡単ではなかったのだろう。

晴れやかな遥スマイルを見た瞬間、「良かったねぇ、遥ちゃん。」と、私はホッと胸を撫で下ろし、テレビに向かって思いっきり手を叩いていた。