銀盤の舞-フィギュアスケートエトセトラ-

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悲喜こもごも・・・全日本選手権大会2013

五輪選考会というのは、いつになってもいつの時代も、誰しも諸手をあげて万歳!とはいかないものだと、つくづく感じる。

兼ねてより、選考基準は周知されてはいたものの、試合ひとつひとつ、その時の仕上がり具合では、調子の出来不出来が昨日と今日で「入れ替わる」ことは、人間だもの・・・起こり得る。

話が逸れて恐縮だが、かつてお茶の間を夢中にさせ、大人気の「コント55号」メンバーだった欽ちゃんこと萩本欽一氏が、ソロで番組を持っていた頃の逸話がある。(コント55号を解散した後かは忘れてしまったが・・・)

自分が受け持つ看板番組の視聴率が下がってくると、スタッフに問いただしたことがあるそうだ・・・「おい、誰か最近新築したとか、結婚したとか、誰かめでたいことがあったやつ、いるか?」と。

どういうことかと言えば、関係者の誰かに「幸」あるいは「福」が入り込んだとき、幸せが全てそちらへ流れてしまう・・・つまり、視聴率にまで幸せを分け与えている懐の余裕が、神様になくなる・・・ということだ。

人生正負の法則とは、美輪氏がよく言われていることだが、欽ちゃんのその逸話は美輪氏の持論にも通ずる部分があると思う。

そこで話を戻そう。

無良選手がパパになったのは確か今年。

織田選手はいつの間にか二人目のパパに。

安藤選手は皆さんご存知の通り、ママに。

そして、小塚選手は人生初(?)のゴシップ記事、恋愛が報道された。

確か、小塚選手はこの報道で父親に叱咤されたという記事を見た。五輪を控えた大事な時期に・・・という意味だろうが、どこまでが真実なのかは、人様の恋愛事情ゆえ知る由もないが・・・。

だから何だというわけではなく、ふと、欽ちゃんの逸話を思い出した。

思いがなければ夢は実現しない。

しかしながら、思いが強すぎても空回りしてしまう。

エキシビション後半の放送で、織田信成全日本選手権をもって現役引退を告げた・・・。

またひとつ・・・灯が消えた・・・。

織田君、今までありがとうm(__)m

お疲れ様でした。

あなたの猫ジャンプは、もっともっと世界に羽ばたいて欲しかった・・・。