銀盤の舞-フィギュアスケートエトセトラ-

スポナビ+ブログから引っ越してきました。

2011-12-01から1ヶ月間の記事一覧

2011年への感謝と、2012年に思いを込めて — 書き納め —

録画しておいた全日本選手権のエキシビションを、「地上波で見たいのないから、エキシビション見ようよ。」と母に言われ、夕飯時一緒に見た。 普段頂くコメントの中に、何名かの方からその言葉を頂戴するので、「私の文章ってそうなのか?!」と改めて思うこ…

それぞれの“背景”を感じないではいられなかった女子シングル— 全日本選手権大会 —

・・・女子シングルのフリーが終わった。少し、疲れた・・・。 私の母 「今回は真央ちゃんに勝たせてあげたい。でも、明子ちゃんも今まで踏ん張ってきてるし選手生活も長くないだろうから、表彰台に立たせてあげたいね・・・。」 今回は、応援する側もまるで…

心引き寄せられた男子シングル —全日本選手権大会—

・・・熱かった。激しい戦いだった。テレビ画面を通してさえも、その熱気は充分に伝わってきた。 男子シングル。 番組では女子シングルのショートプログラムの後に、男子シングルのフリーを放映していたが、何故か私は男子シングルに物凄く引き寄せられてい…

別次元の高橋大輔 —全日本選手権大会—

「攻めの気持ちを持って、挑んでもらいたいですね。」 明日、女子シングルのショートプログラムを迎えるにあたり、番組の最後に荒川静香が“さり気なく”加えたこの言葉が・・・とても心に響いて仕方がなかった・・・。 男子シングルのショートプログラムが終…

選手の“背景”に思いを寄せたい —全日本選手権大会—

— 雨は、夜更け過ぎに“雪”へと変わった — 山下達郎ではないが、昨夜は本格的な積雪となった我が岩手。 “しばれるなぁ”(寒い) そんな中、いよいよ全日本選手権大会が始まる。 昨年いただいたコメントの中に、「世界一面白い試合だと思います。」という言葉が…

【銀盤の舞】男も感動させた高橋大輔と羽生結弦— ある日の会話より —

「GPファイナルは、勿論ご覧になりましたよね?」 向かいの共有パソコンで作業をしていた男性職員が、突然話を切り出してきた。先週のことだった。 私 「えっと、フィギュアスケートのファイナルのことですか?!」 男性職員 「ええ。」 私 「勿論、見ました…

採点競技を楽しむ難しさ — グランプリファイナルに思う —

・・・パトリック・チャンのフリー演技が終わった直後に映し出された映像には、モニターを見ていた高橋大輔と振付けのカメレンゴ氏がいた。 点数が発表されてから、ほんの数秒・・・だったのかも知れないが、私には長く感じられた。 その間、ブルースに思い…

高橋大輔、羽生結弦、鈴木明子に心から、“ありがとう”を送りたい — グランプリファイナル —

グランプリファイナルも、男女シングルは幕を下ろした。 浅田真央の欠場により、メンタルスポーツであるフィギュアスケートだ、最初はどうなるかと思ったが、日本人選手3人とも、よく頑張っていただいたと思う。 ショートプログラムでは精彩を欠いた高橋大…

今季最高に美しかったチャンの“テイク・ファイブ”— ファイナル ショートプログラム —

※以下、パトリック・チャンについてを記述しているが、「今季最高のテイク・ファイブ」というのは、あくまでチャン自身の演技を比較した中で・・・という意味である。(H23.12.12追記) ・・・今夜の地上波放送が終わるまで、グランプリファイナルに…

頑張って・・・鈴木明子、羽生結弦、高橋大輔

日頃、極力使用を控えている言葉の中に、「頑張って」がある。 正確に言えば、使用する際は相手側の心情をおもんばかる努力をしつつ、場面場面で発するようにしている、といった方がニュアンスは近いだろうか。 それだけ、時に相手の心に負担を強いることが…

浅田真央の“光”に包まれて・・・

練習の時は、いつもそばにいた。 試合の時も、そばにいた。 時には“表現力”のアドバイスもコーチと一緒になって、行ったと言う・・・。 浅田匡子様・・・48歳の若さでこの世を去られた。 今の浅田真央が存在するのは、お母様あってこそ・・・それほど、スケ…

ベサメ・ムーチョ — トゥクタミシェワの挑戦、そしてjazz —

— ベサメ、ベサメ・ムーチョ Each time I cling to your kiss ・・・ — このメロディを知らない人の方が、むしろ少ないと思われる。それほど、日本人には“馴染み”のある曲だ。 Besame Mucho ベサメ・ムーチョ。 今シーズン、ロシアのエリザベータ・トゥクタ…

友人の言葉で我に返った瞬間 — スポットライトの向こう側 —

NHK杯のショートプログラムでベストパフォーマンスを魅せ、フリーでは少々崩れたものの、初優勝した鈴木明子。 私の周囲には、フィギュアスケート好きな人は、数少ない。日常会話の如く、フィギュアスケート話をする・・・といった環境にはない。 そんな中で…

【銀盤の舞】スケーティングにも注目した報道を—大技の魅力—

師走・・・何てうまいネーミングなんだろうかと、今頃になると毎年同じことを思う。 しばれるなぁ、、母ちゃんの味噌汁が、美味いんだよねぇ、、とは、我が岩手が生み出した歌手、千 昌夫の歌の一節。“しばれる”とは、寒いということなんだけど、私の周囲の…