銀盤の舞-フィギュアスケートエトセトラ-

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男子シングル元気出せ — 取り越し苦労であることを期待する —

シーズンに入り、私がフィギュアスケートの試合を目にするのは、グランプリシリーズからである。

第一戦のアメリカ大会、第二戦のカナダ大会と、ここまで2試合テレビ観戦してきた率直な感想・・・男子シングル日本勢、大丈夫か?ということだ。

今のところ文句なしの内容を見せたのは、町田 樹ただ1人だ。町田以外はほぼジャンプで、つまづきを見せている。

と言っても、まだ前半戦。勝負はこれから、と思う気持ちもある。徐々に軌道修正していけば問題ないとは思う。

が・・・、

何だろう・・・どうも前向きな感覚を抱けないでいるのは、私の単なる「取り越し苦労」であって欲しいと願うばかりだ。

女子シングルは、アメリカ勢もロシア勢も、いい仕上がりを見せている。日本の浅田真央鈴木明子も、いい感じの仕上がりだと思う。多少のジャンプのミスも、これからに繋がる「前向き」なミスに感じられるし、何より本人達の表情が明るい。

カナダ大会で表彰台に上がった羽生結弦織田信成だが、アメリカ大会で表彰台を逃した高橋大輔の得点を下回っている。

グランプリシリーズは、得点よりとにかくポイント重視だから、気にする必要はないだろうが、う〜ん、日本勢男子、「次」で挽回して欲しい。

※ 五輪シーズンでもある今シーズン、やはり意気込みやプレッシャーなどが、いつものシーズンとは違うんだろうな・・・ということが、選手達の表情や演技内容から伝わってくる。

選手それぞれに、悔いのない「ベストシーズン」であるよう、願っている。