2020年東京五輪開催地決定おめでとう!-来たるソチ五輪を思う-
2020年の夏季五輪開催地が、東京に決定した。
素直に、「おめでとう」を言いたい。
前回の「落選」から、プレゼンについてかなりのことを学び、鍛練したのだなということが、報道を通しても見て取れる。
ハグ、ジェスチャー、笑顔、分かりやすいメッセージ、フランス語、東日本大震災の問題、ロビー活動、高円宮妃のご同行、、、などなど、キーとなる部分に相当時間を割いたのだろうと感じられる。
「やればできるじゃないか!」
率直に感じた。
日本人はいつもどこか控えめで、大人しいと言われ、自己主張もうまくなく「海外とのケンカ」(ここでいうケンカとは、ホントのケンカではない。)では、いつも負けてしまう・・・これが、いつの間にか我々も「無意識の意識」として、刷り込まれてしまっていたように思う。
若者向けのビジネス書だったと思うが、「海外と対峙するには、笑顔で接しながらも常に コブシ を出せるくらいの心持でいないと、商談をまとめることも出来ない。」といった内容のコメントを目にしたことがある。つまり、「覚悟を持って相手と交渉に当たれ」ということだろうか・・・。
だが、今回は「温かくも熱いおもてなし」の覚悟とでも言えばいいだろうか?震災から立ち直るんだという心意気、温かいものを感じたのは私だけではないのではないか・・・。
「やればできるじゃないか!」
来たる冬季五輪の「ソチ五輪」は、来年。どこまで選手の育成や強化にお金を投じているのか、手を焼いてくれているのか気になるところではある。
「やればできるじゃないか!」という「感動」を、実感したいものだと、つくづく感じ入った東京開催地決定のニュースだった。
JOC、スケート連盟、関係者各位、よろしく頼みます。