銀盤の舞-フィギュアスケートエトセトラ-

スポナビ+ブログから引っ越してきました。

2013-01-01から1年間の記事一覧

「歩きましょう」 — 東日本大震災から2年 —

— 歩きましょう 歩きましょう 涙流れても 築きましょう 築きましょう 愛するこの町を — タイトル:歩きましょう 歌:松本哲也(カバー) 作詞作曲:RIA、ノリシゲ、KAZ (岩手県大槌町吉里吉里在住のミュージシャン) 昨夜、NHKBSプレミアムで放送された、震災関…

アスリートの魂「挑み続けるエース フィギュアスケート 高橋大輔」— 3月4日(月) 21:00〜21:46 NHK BS1 【放送予定】

タイトルの通り、明日夜、NHKBS1にて「アスリートの魂」が放送される。 —挑み続けるエース 高橋大輔— 更なる頂点を目指すべく、競技人生初の「シーズン途中でのプログラム変更」を行った高橋大輔について、特集するらしい。 他意はないが、選手個人名をあげ…

【銀盤の舞】より

前回の記事に対するたくさんのコメント、ありがとうございました。 皆様、何かと思うところがおありになるのだなと、つくづく実感した次第です。 多くの方に共感いただきましたこと、有り難く思います。 ここで何かを呟いてみたところで、毎度のこと、何がど…

せっかくの国内試合をライブ放映しない理由は、何だろうか? — フジテレビ フィギュアスケート番組制作班 殿 —

先頃、大阪で開催されていた四大陸選手権が終わった。何故か、エキシビションのテレビ放映は、来月に入ってからのようだが・・・。 気にして数えたことはないが、メディアへの注文なり改善策を願う記事を、私は何度か書いてきた。そのたびに、他の内容のもの…

このままでは終わらない、終われない日本のエース — 高橋大輔 —

・・・どうした?何があった・・・? 競技人生初の、シーズン途中でのプログラム変更があった高橋大輔は、何かいつもと様子が違った。 ショートプログラムでは、あまり見ることのない強張った表情に、「やっぱり大輔にはシーズン途中でのプログラム変更は重…

“ありがとう”の言葉しか浮かばない — 希望の糸を紡いだ、鈴木明子・浅田真央・村上佳菜子 —

ここまで真剣にフィギュアスケートを応援したのは、実は久しぶりな気がしている。 何故って・・・突っ込まないで(笑)。フィギュアスケートから話がそれるから。 日本勢女子シングルは、素晴らしかった! 国分太一は、ショートプログラムに続き、フリーでも、…

鬼プログラムを華咲かせたケビン・レイノルズ — 日本×カナダのコラボ —

ようやく、長いトンネルをくぐり抜けたその先には、日本×カナダのコラボレーションが誕生した。 振付けは我が日本の名振付け師である宮本賢二。 演じるはカナダが誇る4回転ジャンパー、ケビン・レイノルズ。 ショートプログラムに2本の4回転、フリーには…

気になった観客の声援 — 高橋大輔、羽生結弦 —

四大陸選手権が始まった。男子シングルのショートプログラムからスタート。 今回何故か、凄く気になったのが、「観客の声援」だった・・・。 しかも、高橋大輔と羽生結弦の時だけに私は、違和感を覚えたのだ。 大輔は、コーチの薦めもあり、競技人生初のシー…

ガラスの心臓が割れない高級ガラスになった、高橋大輔

2月3日のNHK サンデースポーツ内で、高橋大輔の特集が組まれていた。今週8日に開催される「四大陸選手権」またその先にある、 ソチ五輪を見据えての、日本のエースの対策といっった内容だった。 言わずもがな…4回転ジャンプの成功率を上げるということに…

拝啓 鈴木明子様

拝啓 鈴木明子様。 先頃、インターネットのインタビュー記事にて、昨年後半に体調不良の心配があったことを、告白してくれたあっこちゃん。 今は、お体の具合はいかがですか?まだ、不安な部分はありますか? ブログの更新が滞りがちになっていることからも…

来季で引退 - 織田信成 -

・・・ 織田信成もか ・・・ ソチ五輪シーズンの「来季」でもって、織田信成も競技生活にピリオドを打つというニュースが、ネットに掲載されていた。 敢えて言葉にはしないが、とあることで競技生活を1年、棒に振った時期があった。それまでは、髙橋大輔と…

ベテラン選手に期待を寄せてしまう理由

バンクーバー五輪では、「4回転を跳ばないチャンピオンなんて・・・」と、散々中傷された、エバン・ライサチェックだったが、本来は4回転が跳べる選手ではあるが、体調の問題もあり回避しただけだと後に語られた。 「ミスは無かったけど・・・何かこう、盛…

言い訳をしない強さ - 鈴木明子 -

・・・ どうりで、おかしいと思った。 ジャンプのすっぽ抜けや、エッジエラー等のミスはあっても、そうそう何度もジャンプで「転倒」する選手ではない鈴木明子が、フリーで2度もジャンプで躓いたことがあった。 「らしくない」ミスに、どうしたんだろう?と…

安藤美姫へ捧ぐ — あの日の物語(ストーリー) —

— あの日の物語(ストーリー) — あの日は 日本中が 闇に覆われていた 世界は あちらこちら 真心を掻き集め “ヒトリジャナイヨ”と 寄り添ってくれた トモダチっていいな・・・優しさっていいな・・・ 出口なんか見えなかったけど 光なんてないと思ったけど ほ…

今シーズンのエキシビションに感じる“変化”— 高橋大輔 —

・・・久しぶりに、私の脳内には高橋大輔が陣取った。 思えば・・・、 エキシビションのナンバーだが、今シーズンはここ何年にないくらいの、「本気度」プログラムだと私は感じている。 本気度プログラムとは、誤解しないでいただきたいが、何も今までが本気…

競技の中に垣間見る“選手の息遣い”が、気持ちを釘付けにする — 一瞬のアーティスティック —

・・・つるの剛士は、こんなにも人の心を鷲掴みにさせる歌い手だったのか・・・見直したよ、今までごめん・・・。 歌い手には、「歌唱が優れた人」と「人の心を惹きつける人」が存在するように、フィギュアスケーターにも、「技術が優れた選手」と「人の心を…

選手の“進化”とメディアの“方向性”— 新年の願望 —

前回の記事 「選手のどこに惹かれるんだろう?」(2013年1月1日)には、初コメントという方からもメッセージを頂戴し、思いを共有出来た部分もあり、やはり更新して良かったなと思っている。(コメント返しでは、いつも以上に私が話を逸らせてしまったが・・・)…

選手のどこに惹かれるんだろう・・・?

こちらは、穏やかな元日だった。元日に初詣をしたのは、何年ぶりだろうか? 一昨年、昨年と、立て続けて“大吉”を引いた私は、苦痛な状況に追い込まれた・・・頼むから“大吉”はもう勘弁してくれ・・・祈りながら引いたおみくじは、“吉”だった。 今年は、心穏…