銀盤の舞-フィギュアスケートエトセトラ-

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ベテラン選手に期待を寄せてしまう理由

バンクーバー五輪では、「4回転を跳ばないチャンピオンなんて・・・」と、散々中傷された、エバン・ライサチェックだったが、本来は4回転が跳べる選手ではあるが、体調の問題もあり回避しただけだと後に語られた。

「ミスは無かったけど・・・何かこう、盛り上がるものが無かった。」

「華がないような・・・」

そんなことも言われていた彼も、今シーズン復帰する予定が、手術等で復帰予定が遅れている。

ジョニー・ウィアーも、ケガの具合のようだが、今シーズンの復帰予定は順調にはいっていない。

エフゲニー・プルシェンコは、ロシア国内では歩みを進めているようだ。

日本国内では、高橋大輔鈴木明子の二人が、アマチュア界を引っ張っている。(安藤美姫は休養中)

二人に続くのが、女子は浅田真央村上佳菜子

男子は、小塚崇彦羽生結弦。(織田信成は、ケガ復帰後の調整が、あまりうまくいっていないように見受けられる。)

羽生結弦のように、新星がグイグイ力を伸ばしているケースもあるが、試合を見ていると、「ベテラン選手」に期待と重圧がのしかかっている状況が、少なくないように思う。日本国内だけでなく・・・。

勿論、若手も成長してきてはいるが、力の強さはまだ安定していないと私は感じている。

ベテラン選手に、私もつい期待を寄せてしまうが、若手にはない「経験」が「安定感」ともなり、幾重にも層を成して、ベテラン選手を彩るのが、最大の魅力であり、一番の理由だ。個人的意見ではあるが・・・。

音楽界では、ここ何年も不況(CDが売れない、ロングヒットが生まれない等)が続き、「動画サイトや配信ダウンロードのせい」とされてきたが、それは違うだろう・・・。

若手が育ち難い環境になっていることや、経済自体が不況であることも多分に影響しているはずだ。不況の理由は、ひとつではない。

満を持して、チャゲアス(CHAGEandASKA)が、今夏“再始動”することになった。私が愛して止まないチャゲアスが・・・。

嬉しすぎて、この話題を載せないわけにはいかなかった。ご了承の程を。

(・・・にしても、メディアの扱いが、ソロとチャゲアスでは違い過ぎるな・・・やはり、二人がいいって皆思っているんだろうな・・・。)

音楽界では、近年、ベテラン勢が再始動や再結成を始めているが、本当ならば若手がベテランを脅かすぐらいの勢い(楽曲面で)じゃないと、音楽界の未来はない。

(チャゲアスミスチルの桜井さんなどは、音楽が音楽であるためにはと、真剣に考えながら時計の針を動かしている・・・。)

フィギュアスケート界でも、若手選手にもっと前に出てきて欲しいところだ。(安定性を持って。)

日本スケート連盟には、頑張っていただきたいと思う。未来のフィギュアスケート界のために・・・。