銀盤の舞-フィギュアスケートエトセトラ-

スポナビ+ブログから引っ越してきました。

来季で引退 - 織田信成 -

 ・・・ 織田信成もか ・・・

 ソチ五輪シーズンの「来季」でもって、織田信成も競技生活にピリオドを打つというニュースが、ネットに掲載されていた。

 敢えて言葉にはしないが、とあることで競技生活を1年、棒に振った時期があった。それまでは、髙橋大輔とひとつの時代を切磋琢磨しあってきた。双方とも、追われ追いつき追い越されを、繰り返していた。ある時期など、メディアは「織田信長の子孫」ということでも、彼をもてはやした。姿を消したのは、ちょうど、油がのってきたような、そんな時だったと思う・・・。

 復帰してからは、ニコライ・モロゾフに師事。

その演技を見て、「随分と滑らかになったな」との印象を持ち、ニコライの手によって、新たな織田信成が出来上がるのでは?と、期待もしていた。

 その後、ニコライと袂を分かち、現在のバーケルコーチに師事した。

メディアの事実か憶測か、はたまた煽りか分からない様々な活字が飛び交ったが、「世間の色眼鏡を払拭するような内容と結果」を見せてくれさえすれば、私はそれでいい・・・そう思いながら、彼を見つめてきたが、不運と言うのであろうか、怪我に襲われた。

 ネットを見ていると、色々なことを言う人もいる・・・。

 だが、私は、競技内容と結果さえついてくれば、意地を見せてさえくれたら、それでいいと思うタチだ。

 世間の人に、「過去」を、淀みの少ない澄んだ川に生まれ変わったと判断してもらえるかどうかは、現在の自分の生き方にかかっている。

 ソチ五輪を目標に、その後の世界選手権をも視野に入れている織田信成には、せめて最後は「意地」を見せつけて、自ら花道を飾り、外野を黙らせて欲しいと願っている。