銀盤の舞-フィギュアスケートエトセトラ-

スポナビ+ブログから引っ越してきました。

“ありがとう”の言葉しか浮かばない — 希望の糸を紡いだ、鈴木明子・浅田真央・村上佳菜子 —

ここまで真剣にフィギュアスケートを応援したのは、実は久しぶりな気がしている。

何故って・・・突っ込まないで(笑)。フィギュアスケートから話がそれるから。

日本勢女子シングルは、素晴らしかった!

国分太一は、ショートプログラムに続き、フリーでも、鈴木明子村上佳菜子が何かを話し頷きあっていた現場を目撃したという・・・何を語り合ったのか分からないが、気持ちをしっかり持っていこうといったことだったのか・・・。

ショートプログラムは、日本人一番滑走の村上佳菜子が、いい滑り出しを切ってくれた。特別ファンではないが、楽曲の持つセツナサも手伝ってか、ちょっと感極まってしまった私。

よく頑張ったね・・・。

「いい波長」が、あとの二人にも伝播してくれた。

浅田真央は、やっとトリプルアクセルが決まった。快進の出来だった。

キス&クライに戻ってくるあんな満面の笑みをたたえた真央を見るのは、いつ以来だったかな?

よく頑張ったね・・・よく耐えたね・・・。

昨年後半から体調不良を起こし、メンタルもバランスを崩していた鈴木明子。私は、彼女のことが一番心配だった。

大丈夫か?と。

しかし、表情がとてもリラックスしているような和らいだ笑顔を浮かべていたので、「大丈夫」だと感じたが私の心拍数は上がっていた。案の定、込み上げてくるものがあった。

ショートプログラム、フリーともに、3人ともよく頑張ってくれた。

鈴木明子も、よく耐えたね・・・VERY AKIKO!

男子シングルが寂しい結果になった分、女子が勢いを見せてくれた。

3人とも、内容は違うが皆“苦しんでいた”。

皆、己と向き合い闘っていた。

辛かったと思う・・・。

苦しかったと思う・・・。

よく耐えたね。

3人から、元気を分けてもらった。

月並みかも知れないが、心から、“ありがとう”を届けたい。