スポーツ省設置案〜読売新聞配信
〜 文部科学省が策定を目指す「スポーツ立国戦略」の第4回ヒアリングが、同省で行われた
出席者→柔道の山下泰裕
(ロス五輪金メダリスト
現・神奈川県体協会長)
山田満知子 (伊藤みどり選手や浅田真央選手を育てた、フィギュアスケートコーチ)
河合純一(パラリン競泳メダリスト)
…等、5人
「スポーツ振興への投資は、偉大な投資。
スポーツ省のようなものを、作るのが不可欠ではないか…」 〜
【読売新聞配信ネットニュース 4月14日】
バンクーバー五輪を見ていても、感じたことですが、日本という国は、
アマチュアのスポーツ育成において、他国よりお金を「かけなさすぎ」な気が、します。
※ 冬季スポーツの方が、どちらかと言えば、夏季スポーツ以上に、お金がかかるイメージ…は、ありますが…。
冬季スポーツには、事業仕分けの槍玉にあげられた「スケルトン」等の、そり競技、
たくさんの競技があります。
今回の五輪で、健闘しながらも、個人の予算の都合で、世界選手権を断念せざるを得なかった選手もあった と聞きました。
(確か…スキークロスの選手だったかと)
そして、、
お金がかかるスポーツの3本指、5本指に入ると言われている
村主章枝選手が、「アラサーの星」目指したいと、マスコミを前に、堂々現役続行宣言並びに、スボンサー募集中の「就活宣言」をしたことで、
村主選手クラスで、フィギュアスケートを続けるには、年間約2000万円もかかる…、
そんな衝撃的な事実も、知ることとなったわけです。
コーチへ支払うお金、
コスチューム代、
スケート靴代、
海外遠征費代、… etc…
村主選手でこのくらいかかる…となると、
表彰台にいつもあがる選手は、更に経費がかかる…
ということなのでしょうか、、。
お隣の国の、キム・ヨナ陣営は、どれ程、お金をかけたのやら…。
※ スポンサーがたくさんついているから、ヨナ選手個人にかかる経費は、だいぶ 軽減されている
と、聞きます。
村主選手は、現役続行叶いましたが、全員がそううまくいくはずもないと思います。
「就活」…私はスケーターではないですが、普通に就活をする だけでも、どれ程、どんだけ!、エネルギーを使うか…
そのエネルギーで、何か産出できるんじゃないか
そんなことを思ってしまうくらい、体力・気力…
本当に、遣います。
私のような一般社会人でさえ、就活の苦しさは、たんまり抱えこむわけですから、
世界選手権や五輪で活躍するような選手が、
お金の心配をしながら、競技を続けることが、どれだけキツイものか…
きっと、想像を絶するんだと思います。
山下泰裕さんや、山田満知子コーチのような方々の「現場の声」を、
必ず、ひろいあげて欲しい。
そして、「実現」させて欲しい。
スポーツ省設置が実現することにより、選手育成やスポーツ発展のため、
「出すべきところ」には、お金が有効に使われて欲しい。
切に、願います。