銀盤の舞-フィギュアスケートエトセトラ-

スポナビ+ブログから引っ越してきました。

jazzyな大輔が見られるか? -シェイ=リーン・ボーン -

ゴールデンウィークの本日この時間、いかがお過ごしでしょうか?

連休中は、ブログ更新をお休みしよう…と、思っていましたが、大輔ファンにとっては、気になる情報が入ってきたので、ちょこっと書きます。ちょこっと…。

【大輔選手の来季の振付け師は、シェイ=リーン・ボーンに?!】(昨日、今日のインターネットニュース)

シェイ=リーン・ボーン…元アイスダンス選手で、03年の世界選手権 金メダリスト

最近では、鈴木明子選手の「ウエスト・サイド・ストーリー」(09年〜10年のフリープログラム)の振付けを担当されたことでも、知られています。

選手時代のボーンについて、正直あまり印象になかったのですけど、鈴木明子選手が演じる「ウエスト〜」や、プロとしてアイスショーで演じる、ボーン自らの滑りを見ていて、ふと思いました。

【音を纏うのが、上手】だと。

選手自らが持つ個性に、プログラム楽曲の音を、違和感なく身体に纏わせるんです。時に、森の木陰に♪の妖精が跳ねるように楽しく遊んだかと思えば、

妖しい程に身体にねばりつき、癖になりそうな妖艶さを魅せる。

そのどれをとっても、身体中から、「ハート」が感じられる。上辺だけじゃなく。音で遊ぶことができるし、音を衣装として身に纏うこともできる。

コーチや振付け師というのは、多少なりとも、「似たような」癖が出るように思うのですが、

例えば、ひとりの同じ作曲家が作る曲は、どことなく似たような旋律が出てくることがあるように…

けれど、シェイ=リーン・ボーンの振付けは、比較的バラエティーに富んでるように感じます。

※ 2009年のIce All Stars で披露した、All that jazz のプログラムは、音を誘惑しながら(←いい意味での誘惑)、身体に纏い、観客と一体になって、ボーン色の譜面を作り上げ、それを楽しみながらも妖艶な香りを放つ…そんな印象でした。

とにかく、粘る、粘る、ボーンが身に纏った音達が。

大輔選手の振付け師に正式決定したわけでは、現時点では、ないようですが、「彼女にしかない感性」と、一緒に仕事をしたい、そう強く願っているようなので、かなりの確率で、実現の方向へ向かうのではないか。

そう、睨んでいます。

※ 言葉に出すことで、夢の実現は、確実なものとなる(あるいは、実現に近付く)とは、よく言いますからね。

ジャズの振付けを特に希望しているとのこと。

私的な話で恐縮ですが、私はジャズやジャズ系の音楽がとても好きです。

元々「なんとなく」といった曖昧な感性に基づいて、(俗に、本能のまま…とも、言いますか)その時、その時代、その気分 で、好きな音楽のジャンルも変化してきました。

今は、ジャズ系、クラシック系を、好んで聴いております。(←系と表現するのは、何でも良いのです。正統派じゃなくても。なんとなく、ジャズっぽければ、なんとなくクラシックっぽければ。)

※ そう言いつつも、昨年の紅白歌合戦では、「復活したアリス」のチャンピオンに、一番心をわしづかみにされるなど…要は、何でも良いんですね、心に響けば。

話が脱線しまして…。

本題に戻します。

ジャズは、本来、モダンジャズであったり、デキシーランドジャズであったり、スイングジャズであったり…と、演奏のスタイルによって種類わけされる…ふむふむ(何だ、知らなかったのね!そりゃそうです。私は、プロじゃない、頭じゃなくて、心で聴いてますから。なんとなく、感じながら聴いてますから。)…ですので、一口にジャズと言っても、色々曲の雰囲気は違うのです。

大輔選手の世界を更に、魅力溢れるものにしてくれるのは、果たして、どんなジャズなのか…興味津々です。

※ 個人的な好みで言うと、「ちょい悪兄貴」な中にも、三枚目な味を加えていただけるジャズだと面白い 気がしますが、いかに。