【引き際】の価値 - 谷亮子・荒川静香 -
五輪成績 : 銀(1992年 バルセロナ)
銀(1996年 アトランタ)
金(2000年 シドニー)
金(2004年 アテネ)
銅(2008年 北京)
※ いずれも、女子48㎏級
仮想龍馬:「亮子はん…。ちっくと、待ってつかーさい。話を聞いてつかーさい。スポーツ振興に力を注ぎたいんは、わかっちゅう。
わかっちゅうけんど、国を建て直すっちゅうことは、何足もわらじをはいとったら、そのうち泥濘にはまって、身動きとれんようになるんがじゃ。
志は大事じゃき、思いや情熱だけでは、どうにもならんことがあるっちゅうこと、嫌っていうほど思い知らされてきたぜよ。
何より、亮子はん…、今のままでは、過去の実績や名誉までもが、無かったかのごとくに、叩かれてしまうんが目に見えとる。
何とかスポーツにお金を回したい、立て直したい、その思いはわかっちゅう。わかっちゅうけんど、もうちっと、違う道がなかったがじゃき?」
荒川静香(トリノ五輪金メダル。競技生活引退後、アイスショーでプロとして活躍。)
仮想龍馬:「荒川はん…。おまんの氷の上での演技、今も現役と全く遜色なか。もったいないぐらいじゃき。まだまだ現役選手として、通用できたんがじゃ?
じゃっどん、五輪で見事、金メダルを取って世界に荒川はんの名を知らしめて、知名度も実績も名誉も身に付けたき、何より外国人に人気が高いんがは、今後のフィギュアスケート界を背負ってたつには、最高すぎる段取りと状況ぜよ。
荒川はんには、本田はん(本田武史・元男子シングルスケーター・現在は、高橋大輔ジャンプコーチ)と一緒に、今後のフィギュア界を盛り上げていってもらわにゃいかんぜよ。ますます…。」
龍馬伝(NHK・毎週日曜夜8:00放送)が好評につき、誠に勝手ながら、仮想の龍馬に語っていただきました。
※ 管理人は、北東北在住につき、文中の方言等、間違いがありましたら、何卒、ご容赦ください。
「引き際の価値」は、その後の人生の歩き方が、答えを出してくれるのでしょう…。