銀盤の舞-フィギュアスケートエトセトラ-

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真央-新プログラム決定!

サッカーワールドカップに熱中している間に、フィギュアスケートにも動きがあったようですね。1週間ぶりにフィギュアの話題を書きたいと思います。

20日付の Yahoo! 産経記事によりますと、浅田真央選手の新プログラムが完成したとのこと。

ショートプログラム(SP)は「タンゴ」、フリーは「愛の夢」(作曲:リスト)

愛の夢」と言えば、昨季フリーに選択するか否かを、迷った楽曲ではなかったでしょうか?

どんな曲か聴いていないのですが、優しい曲だと浅田選手は語ってました。

新プログラムは、当然新しい採点法に基づいて、プログラム構成が練られているそうで、ショートプログラムには、トリプルアクセルと、2連続3回転ジャンプを組み込んであるとのこと。

変更された採点法が、必ずしも浅田選手に有利に働くとは…いかない気はしますが、今までよりは、多少大技にチャレンジしやすい気持ちには、持っていけるのかな?と、思います。

※浅田選手が常にジャンプが順調にいける保証はないですから、浅田選手を負担に感じさせることがなければ良いな…と、思います。

新プログラムの振り付けは既に終えて、日本に帰国しているとのことですが、ジャンプ専属コーチは、鈴木明子選手を指導している、長久保裕コーチに決まり、既にジャンプの指導を受けているという情報も。

浅田選手がジュニア時代の合宿でみてもらった経緯があり、「昔のジャンプに戻してくれるかも…」と、期待している ということを聞きますと、ジャンプに悩んでいた部分も、やはりあったのですね。

困った時は、「原点に戻れ」とは、よく言われます。振り付けが、原点回帰のローリー・ニコルならば、ジャンプ専属コーチも、原点回帰というところでしょうね。

総合的なコーチはまだ未定…浅田選手を引き受けられる日本人コーチ…かなり限られてきますが、金メダルを取って当たり前 と言われる、別格な浅田選手を引き受けるのも、相当勇気のいることではないのかな?と、思います。

ニコライ・モロゾフ(安藤美姫選手コーチ)が、浅田選手を引き受けなかったのも、問題を抱えていた安藤選手を引き受ける方が、よりやりがいがある…とは、ニコライが自署で語っていますが、それだけではなく、浅田選手のコーチを引き受けられる程、彼はコーチ歴がそう長くはないから、ある種、恐れもあったのでは…と、私の勝手な推察ですが、私は、タラソワ女史に師事して浅田選手は良かったんだと、今はそう思います。

ちなみに、「愛の夢」という曲は、男女の愛をテーマにしていて、ひとりの男性を思う気持ちが、《今の自分を出せると思う》と、浅田選手は語っているようです。

真央ちゃんも、何かしら「トキメキ」を抱いているのかな?だとしたら、とても素晴らしいことです。

両思いでなくとも、片思いでも、スターへの憧れでも、「トキメキ」は、表現力に磨きを増すはず。

浅田選手の「月の光」は、優しい雰囲気で好きなプログラムですが、「愛の夢」は、どんな魅力を醸し出してくれるのでしょうか?

楽しみです。