銀盤の舞-フィギュアスケートエトセトラ-

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日本のカーリングチームの将来性は…?

16日付の各記事によると、チーム青森に所属していた本橋麻理選手が、チーム青森を離れ、故郷の北海道に戻り、「ロコ・ソラーレ」というカーリングチームを結成して、心機一転新たなスタートを切るという。

五輪でカーリングを熱心に見たのは、今年開催された、バンクーバー五輪が一番かも知れない。

試合展開が、サッカーのように素早いものではないし、見ている側も頭を使いながらゆっくりゆっくり展開されるスポーツのためか、カーリングが好きになった人に、比較的年齢が高い人が少なくない。

中高年も、応援についていける ということらしい。納得。

そのカーリングバンクーバー五輪を見ていて感じたことに、外国の優勝候補と言われるような強豪チームには、若い年齢の選手だけではなく、アラフォー世代と言われる40代のベテランも加わっていたことは、同世代の私には、嬉しい驚きだった。

勿論…今日までくるのには、各選手においては、紆余曲折、山あり谷ありあったと聞くけれど、年齢がいっても活躍出来る環境や条件が、日本のカーリングチームよりは、あるということなのかも知れない。

日本では、若くしてスキップ( 主将 )なり活躍した選手であっても、結婚等でほとんど現役を引退してしまうことが、多い…。

諸事情あるであろうことは、承知しているつもりだけれど、何だか勿体ない気がすると感じるのは、私だけだろうか?

ブランクあっても、またカーリングに復帰出来るような土壌があれば、日本のカーリングも、もっと盛んになる気がする。

若い世代とベテラン世代が、切磋琢磨することで、経験値もあげていくことが出来ると思うし、その必要があるのではないか?

カーリングは、他のスポーツとは違い、「経験値」が物を言う、メンタル勝負なスポーツだという。

素人目にも、そのように感じられる。

他のスポーツのように、必ずしも若い世代が得だということでもないようだ。

ならば、ベテラン世代の活躍も必要な時代が、いずれくるのではないのか?

そんな気がしてならない。