ジュニアGPシリーズ — 注目選手は… —
フィギュアスケートも、ジュニアGP(グランプリ)シリーズを皮切りに、競技会シーズンの到来となりました。
出場選手の成績については、日本スケート連盟のサイトを参照いただくとして、当ブログでは簡単に、日本人選手の総合成績のみ記載、and、思うところを述べていきます。
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1.ジュニアGPシリーズ フランス大会 (クールシュベル)
期日:8/25〜28
【男子シングル】
日野龍樹(ひの・りゅうじゅ):総合6位(144.68点)
近藤琢哉:総合9位(129.14点)
【女子シングル】
押川ロアンナ紗璃(〜ろあんなさり):総合9位(108.89点)
村元哉中(むらもと・かな):総合17位(101.85点)
2.ルーマニア大会(プラショフ)
期日:9/9〜12
【男子シングル】
田中刑事(たなか・けいじ):総合3位(166.48点)
川原 星(かわはら・せい):総合10位(135.51点)
【女子シングル】
国分紫苑(こくぶん・しおん):総合3位(128.78点)
西野友毬(にしの・ゆうき):総合7位(117.31点)
期日:9/15〜19
【男子シングル】
板井郁也(〜ふみや):総合5位(158.71点)
木原龍一:総合10位(146.85点)
【女子シングル】
藤沢亮子(〜ゆきこ):総合8位(122.88点)
後藤亜由美:総合11位(117.59点)
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以上が、ジュニアGPシリーズにおける、現時点までの日本人選手の成績です。
私が住む地域で、ジュニア選手の競技会を目にする機会と言えば、おそらく暮れに開催される「全日本選手権」くらいかと思います。(多分…)
そのため、シニアに上がってきて尚且つ表彰台の常連になって、やっと知名度が上がる…熱心なフィギュアスケートファンでなければ、なかなかジュニアの選手までは、覚えられない…これが、世間一般なんだろうと思います。
そんな状況でジュニア選手についての記事はどうかと思われるでしょうが、「逆発想」で考えますと、「詳しくないからこそ」偏りなく考えることが出来る…好条件もありますので、どうかご容赦くださいね。
(可能な限り、動画サイトで過去の演技内容等のチェックは欠かしません。)
現在、田中刑事選手、国分紫苑選手が、どちらも3位で表彰台に上がっています。他の選手は、ショートプログラム(SP)では、1位や2位などせっかく上位につけていても、フリー(FS)でガクッと順位を落としてしまう…そういったケースが、見受けられるようです。
残念ながら、当日の映像を確認することが出来ないので、正確な状況は分かりませんが、国分紫苑選手は、SPで5位だったのを、FSで2位と後半巻き返しての総合3位は、立派だと思います。
昨年の全日本選手権での演技内容を、動画サイトで再確認した印象では、今季シニアに上がった選手を除いた中で、私は、女子では国分紫苑選手が、印象に残っているんです。
全体の流れというんでしょうか、技と技の間のつなぎの部分等、気持ち良く流れていってる印象を受けたので、他に成績良い選手はいたかと思いますが、私の中では、国分選手はこれから期待出来る選手ではないかな?という印象を持ちました。
男子の田中刑事選手は、SP3位からFSは4位での総合3位は、比較的安定した力の出し方かと思われます。
第5戦のイギリス大会にもエントリーしている田中刑事選手については、3位以内に入れば、ファイナルへの道が開けるそうなので、温かく見守りたいですね。
☆ 田中刑事選手は、高橋大輔選手を指導している永光歌子コーチに師事しているとのこと。昨年あたりの映像は探せなかったので、大会当日の映像を見たいですけどね…。
上記の状況を見ても、浅田真央選手や高橋大輔選手等、現在シニアで活躍している選手達は、ジュニア時代から「凄かった!」んだなと、改めて感じます。
☆ 真央ちゃんのノービス時代の映像でしょうか…動画サイトで発見して何度も見てしまいましたが、「天才スケーター」と言われてきた所以が、一目で分かりました。ある意味、「クレイジー」です。3回転×3をやってました!超人ですね。
シニアの注目大会では、9/23〜26に、ドイツ オーバストドルフで開催される、「ネーベルホルントロフィー」が、多分最初の競技会かと。
当初エントリーしていた、今季ジュニアからシニアに上がってきた村上佳菜子選手、アイスダンスのキャシー・リード/クリス・リードは、欠場という情報があります。
男子シングルの、町田樹(まちだ・たつき)選手が、1人で挑みます。町田選手も、今季シニアに上がってきた選手です。
高橋大輔選手を慕ってやまない町田選手。期待株です。