フィンランディア トロフィー と 近畿選手権 — 鈴木・大介・織田・町田 —
鈴木明子選手、逆転優勝おめでとう!
そして、織田信成選手も、逆転優勝おめでとう!
【フィンランディア トロフィー】
10月8日〜10日 フィンランド ヴァンターにて開催
優勝した鈴木明子選手、2位:キーラ・コルピ選手(フィンランド)、3位:アレーナ・レオノワ選手(ロシア)につきまして、簡単に感想を述べますと…。
鈴木選手以外は、いずれもショートプログラムの映像しか探せませんでしたが、キーラ・コルピ選手は、こんなに綺麗なスケーティングをする選手だったかな?というのが、正直な印象です。最も、昨季のコスチュームが、目の覚めるような黄緑色でしたから、そちらの印象だけが強いのかも知れません。
比較議論は好みませんが、鈴木ファンの私が敢えて指摘するならば、アッコちゃんは、「スピン」かな?問題は、、。T字型のキャメルスピンから、靴のブレードを抱えて足を頭に近付ける、キャメルスピンの変型のドーナツスピンに持っていく時、持っていった時、また、足をビールマンポジションに持っていくスピン (ビールマンスピンに近いスピン)…これらが、キーラ・コルピ選手は、回転速度もありフォームも綺麗なんです。
アッコちゃんは、回転速度が落ちてしまう…フリーの演技を見ましたが、やはりスピンだなぁ、、と。スピン替えの時、フォームがちょっと乱れてました。
レオノワ選手は、調子の良い時、すごくパワフルな演技をする選手で、チャーミングなんですね。「かわいい選手がいるのね」と思ったのですが、バンクーバー五輪も今回も、ちょっと勢いがない気がします。勢いづくと、手強い相手でもあるんですが…。
鈴木明子選手のフリーのプログラムを見た時、「新しいイメージ」を感じました。赤や紫、黒が多かった昨今、白っぽいコスチュームと、ひとつに結った髪型が、すごくシンプルで可愛らしく感じ、「ジャッジ受け良い」んじゃないかな?と。腕の使い方が、すごくしなやか。難しい曲ですが、振り付けは個人的に好きです。初戦にこれだけ合わせてくるとは…2008年にも参戦してますが、滑らかさや振り、全体的な出来栄えが全然違います。
これから期待出来ると思います。
男子
村上大介選手は、ショートプログラムで2位でしたが、フリーで5位になり総合5位(183.03点)。
ちなみに、3位と4位は、183.52点と183.51点…0.01点ですか…僅差ですね。
【近畿選手権】
10月11日 滋賀県立アイスアリーナ
優勝:織田信成選手 SP2位 FS1位 総合1位 (224.84点)
2位:町田樹(たつき)選手 SP1位 FS2位 総合2位 (207.52点)
織田選手は、バンクーバー五輪から不名誉な話題がついて回りましたから、優勝出来て良かったですね。
これからの活躍にかかっています。
町田樹選手、惜しかった。ジュニアから上がったばかり。過去の映像を見るに、確かに…彼は、ステップかなぁ?課題は、、。これからの選手です。
織田選手の公式サイトかな…閲覧していて、分かったのですが、国内試合の場合は、前半戦の場合に審判は「辛めの採点」を、敢えてつけることが多いそうです。そうすることで、「早く修正しなさい」と教えるんだそうです。
織田選手は今回、試合後に、審判に、どこがどういけなかったのか…しっかり確認していたとか。
やはり、傾向と対策は納得いくまで練る必要がある…ということでしょうね。
今後に期待!