銀盤の舞-フィギュアスケートエトセトラ-

スポナビ+ブログから引っ越してきました。

「批判」と「期待」は、表裏一体なのかも知れない… — 谷 亮子氏の金字塔を讃えながら、今後に期待 —

遅れながら、、、。

谷 亮子氏が、政界一本に邁進する話は皆さまご承知の通りです。

私自身、「批判」ではなく「えっ!?そうなの??」「大丈夫??」といった、言わば親が子を心配するような心情に近かったのは、正直な気持ちです。

世間一般には、「二足のわらじ」に焦点があてられているように感じますが、世の中、二足のわらじや三足…はいている方は、結構いらっしゃいますね。

本当に二足のわらじだけの「批判」だったのか…

日本国民の心の中には、日本の政治家に対する「信頼」や「尊敬の念」といったものが、ハッキリ言わなくても…めちゃ崩れのここ何十年…そんな世界に、柔道界を牽引してきたあなたを、行かせたくない…そんな思いは、なかったのかしら?

政治家が人様から「尊敬」されるような立場であったなら、谷氏もここまで批判されなかったのかも…。

ちなみに…

小沢一郎議員が、会見場に同席していた理由は、谷氏に対する記者からの「余計な質問」への衝立ての役割があったと見ています。

小沢氏が近くにいたら、記者も「色々」質問出来ないでしょうから、、。

「色々」ね、、。

岡田ジャパンの時も、マスコミの手のひら返しは見事でした。

サポーターの方も、バッシング酷すぎないか?!と、最初は感じたものでしたが、「好きなれば」こそ、良くなってもらいたい、「愛情あれば」こそ、このままじゃいかん…真剣にサッカーを愛すればこその「批判」でもあったんだな

今は、そう感じています。

谷氏に対する批判の中には、そういった愛情からきていた部分も、あったのかな?と、思います。やはり「柔道界を指導して欲しかった」と、本音ではそう感じている方も、少なくないのでしょう。

「覚悟」して政治家の道に進まれる谷氏の今後に、期待したいと思います。

※ あまりに潔い転身の仕方に、小沢一郎氏との「共通点」を感じてしまったのは、私だけでしょうか?