銀盤の舞-フィギュアスケートエトセトラ-

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快挙!— 高橋成美&マーヴィン・トラン組 — 世界フィギュアスケート選手権大会 銅メダル

基本、私は、試合のテレビ放映前に結果が分かることをあまり好まない。言い方を変えれば、「結果が分かっていながらテレビ観戦」すること程、集中出来ないことはない・・・からだ。(あくまで、私の感覚だが。)

しかし、

ご存知のように(?)、世界フィギュアスケート選手権大会2012のフジテレビ地上波におけるテレビ放映は、編集とライブをごちゃ混ぜにした不思議な作り方をしているためか、毎度のことながら「男女シングル」を優先しているためか、あるいは「編集時間」が間に合わなかったためか・・・昨日の番組時間枠には入らなかった、ペアのフリー演技。

今夜は、いくら何でも放映されるだろう?表彰台3組の演技くらいは・・・。※1組だけ放映するより表彰台3組放映してくれる方が、素晴らしさが伝わってくると思うんだが。

いや、放映しないメディアは即刻「フィギュアスケート番組のプロ」の看板を外していただきたい。

それくらいの「快挙」なのだよ、日本スケート連盟所属のペアの選手が世界選手権で、表彰台にのるということは・・・。

高橋成美マーヴィン・トラン組、シニアに参戦して世界選手権で初の銅メダル獲得だ!

これは、実に素晴らしい見事な出来事。

荒川静香トリノ五輪で金メダルを獲得して以来、日本のメディアはこぞって男女シングル(特に女子シングル寄り)に肩入れし始めたのが、そもそも・・・唸らざるを得ないと感じるのは私だけだろうか・・・。

もっと、グローバルな視点でフィギュアスケートを見つめたい、そう考えている私にとって、高橋・トランの銅メダルのニュースは、身悶えする程嬉しかった。

男女シングルだけではないのだ、フィギュアスケートは・・・。