銀盤の舞-フィギュアスケートエトセトラ-

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「団体戦は負けると分かっていた」?!発言

 女子シングルの思わぬ結果に困惑している最中、見つけてしまったこの記事。

TBS系 JNN

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20140220-00000038-jnn-soci

 森元首相、フィギュア団体は「負けると分かっていた」

森元総理は20日、福岡市での講演でソチオリンピックフィギュアスケートに出場している浅田真央選手のショートプログラムの演技について、このように述べました。

「あの子、大事なときには必ず転ぶんですよね。団体戦、負けるとわかっている団体戦に何も浅田さんを出して、恥かかせることなかったと思うんですよね」(森喜朗元首相)

その上で、日本時間の今月9日未明に行われた団体戦に出場して、ジャンプで転倒したことがショートプログラムに響いたと分析。協会は、トリプルアクセルが成功すれば、団体戦で3位になれると浅田選手を出場させたが、「見事にひっくり返った」と述べました。

森元総理は、東京オリンピックパラリンピック組織委員会の会長を務めています。(20日16:36).

 

 この方の…良からぬ噂を最近知ったが、「ウラ」にも関係するようなので敢えて書かないが…。

 浅田真央に敬意を払っているかと思いきや、何だ?この記事…。

浅田真央は元より、団体戦に参戦したほかの選手に失礼だ!

 足を痛めながらも懸命に頑張ったクリス、その弟を温かく見守ってきた姉のキャシー、

 初めての五輪で緊張しながらも踏ん張った 町田樹

 同じく初めての五輪だが、高得点で団体の得点に貢献した羽生結弦

 半ば、スケート連盟の犠牲になったとも言えるペアの高橋と木原の若き二人は、急ごしらえでよく五輪に参加出来たと、むしろ凄いぞとさえ思う二人、

 口では言わないが「腰痛」に悩み続けてきた浅田真央

 慣れないフリーからの演技、応援に力(気)を使いすぎて、チームに得点を貢献出来なかったが、キャプテンとして応援頑張った鈴木明子

 そもそも…マーヴィン・トランが「国別対抗戦」で日本チームに貢献してくれたこともあって、橋本聖子会長は「ソチでもメダルいける!?」と色気を出したのが、始まりだ。

 国籍問題やらなんやかんや…結局、ペアは解消した。

 メダル、メダルって、安易に考えすぎである。

 聞くところによると、真央効果で連盟は相当「ホクホク」しているらしい。

 森元首相のあまりにデリカシーのない発言、これを引き出させた一因はスケート連盟にもあると思う。

 羽生結弦が「金メダル」を取ったからといって、喜んでいる場合ではない。

 いい加減、見直す時期にきているのではないんだろうか?

 メンタルトレーニングを徹底するとか、町田樹のように、コンパルソリー(スケーティングの基礎練習)を徹底させるとか…。

カナダは連盟がしっかりしている、ロシアは国をあげて取り掛かっている。

 今シーズンで競技から離れる選手が多い。

羽生・村上以降のジュニア世代も、世界チャンピオンになった選手は確かいなかったと思う。

 本気で「改革」していかないといけないと思うが、私の取りこし苦労だろうか…。

 それにしても、失礼な「元首相」だな…こういう方が、来る東京五輪組織委員会の会長だから驚きである。最も、猪瀬氏の問題があり猪瀬氏が知事を退任して「ようやく」森元首相に決まったそうだ。

 会長の人事にも揉めていたようである…。