銀盤の舞-フィギュアスケートエトセトラ-

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小塚崇彦が引退?!・・・氷上から去るなんて勿体無い・・・

タラレバを言うのはよろしくないでしょうが、股関節のケガさえなければ、選手生命はもう少し長くなっていたのかも知れない。

小塚崇彦が、この3月末でもって、フィギュアスケート界から引退するという記事が出ていた。記事によると、今後は所属先でもある「トヨタ自動車」の一社員となって、新たな人生を歩き始めるとのこと…。

え?!

小塚くん…、すっかり氷上から去ってしまうの??

え…?!?!  マジで?????

ちょっと~~~~、それはあまりに勿体無いのではないのかしら?

人様の人生、外野の私があれこれ言えた義理じゃないのは百も承知しているが、世界にも胸を張って自慢出来る小塚崇彦の滑らかなスケーティングを、一切封印してしまうというのは、あまりにも勿体無いと思う。

記事によると、スターズ・オン・アイスの最終公演への出演が決まり、そこで挨拶が行われるという。

あぁ…私ね、その前日の4月16日(土)に行くことになっているのだわ…残念…。

体の調子や気持ちの問題もあるでしょうけど、指導者とか解説者とか、何等かのかたちでフィギュアスケートには携わっていて欲しいと言うのは、フィギュアファンのエゴだろうか?

あまり書きたくはないが、お父様の件でもゴシップで色々とあったらしいし…フィギュアスケート界に関わらない別の人生を歩むという選択に、このことが多少なりとも関係していたのか否かは、知る由もないが…。

あれやこれやとお節介しているわけではない、人様の人生だもの、小塚崇彦が決めたことなら、それを応援していくだけだ。

ただ、フィギュアスケート界からすっかり離れてしまうのか?そう思えば思う程、小塚崇彦の滑らかなスケーティング、ぶれないイーグル、これでもかと私の脳裏をかすめていく。勿体無いと…。

股関節の調子さえ良ければ、もっともっと男子シングル界を引っ張っていく存在になっていたことだろう。

だが、高橋大輔織田信成らとほぼ時を同じくして、日本の男子シングル界を輝かしい存在にしてくれた一人、功労者であることに間違いはない。

時に、誤解を与えるような発言で物議をかもしたこともあったが、何も間違ったことは言ってはこなかった(と、私は思っている。)むしろ、小塚崇彦のような「物言い」が出来る人間が、末永く活躍出来るフィギュアスケート界であってほしいとさえ思ったくらい、「よく言ってくれた!」と感じることも少なくなかった。

サラブレッド」と呼ばれ、人知れず気苦労なこともあったのかも知れない…一言で語るのは容易ではない程、長い間、たくさんの感動を本当にありがとう!

今月末での引退ということで、まだ気が早いとは思うが、私自身も現在の職場を今月末付で立ち去るため、少々慌ただしい日々を過ごしている。

日にちが近づいたらまた、違う言葉を伝えたいと思っているけれど、今は、とにかく「ありがとう」を伝えたい。

残り少ない日々、悔いの無い時間を! 小塚くん、本当にありがとう!!  

フィギュア小塚崇彦が現役引退 今後はトヨタ社員に 4月17日にファンへあいさつ デイリースポーツ 3月15日Yahoo!ニュース配信