銀盤の舞-フィギュアスケートエトセトラ-

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色褪せないジャンプ − 伊藤みどり −

             「・・・ミドリ好きなのよ・・・」

  関東圏で放送されているという、テレビ東京「5時に夢中」という番組の中で、マツコ・デラックス伊藤みどりについてコメントした際の動画がアップされている。

※【訂正】テレビ東京ではなく、MXテレビ。関東圏放送ではなく、東京ローカル…ということでした。コメント下さった 「球球球記」のitorbi様、ありがとうございます。

  http://www.youtube.com/watch?v=7eE7MWMib2A

  You Tube

  ※ 携帯電話で閲覧の方は、「マツコ 伊藤みどり」とか「マツコ」で検索していただくと、ヒットします。

  自分のパソコンを持たない私は、携帯電話の小さな画面で小さな音で、寝る前にマツコの喋りを聞くのが、ここ最近のマイブーム( 笑 )。

  フィギュアスケート関連を検索していた時に、偶然見つけた動画。

  動画主さま、アップありがとう。

  いくつか閲覧して見て、マツコ・デラックスその人を見なおしたというか、かなり好きになったというか。ただ単に、女装しているだけの人では・・・ないな。そういう印象を持ちましたね。

  ( 内容については割愛しますので、ご存じない方で興味のある方は、ご覧になってみてください。 )

  

  マツコの話から、伊藤みどりが懐かしくなり、何度も映像を動画サイトで閲覧しましたが、思うのは、20年あるいはそれ以上も前の時代であるのに、伊藤みどりの「ジャンプ」は、全く古さを感じさせない。

  特に、「カルガリー五輪」の時の演技は、ジャンプだけではなく通しで今見ても新鮮な匂いが、真空パックにそのまま詰め込まれているような気がしたのは、ちょっとした驚きでした。

  伊藤みどりのジャンプは、やはり「素晴らしい」。

  ○ 氷上からの高さ

  ○ 滞空時間

  ○ 飛距離

  これらは、バンクーバー五輪女王よりも、浅田真央選手よりも、誰よりも、ものすごく群を抜いている。

  飛距離 というのはおかしいかも知れないけれど、ジャンプに入った地点から着氷するまでの距離が、かなりあるという意味。相当、ジャンプしている。

  新聞に、バンクーバー五輪が終わってからだったか最中だったか忘れたけれど、、「トリプルアクセル」含めたジャンプについての記事があり、その中で伊藤みどりのジャンプの素晴らしさと同時に、「現在の採点方式では、むしろ回転不足をとられやすいジャンプ。そういう点からいくと、浅田真央選手のジャンプは、みどりほどの高さはないけれど、現在の採点方式には、向いている跳び方・・・」

  確か、そういった内容が掲載されていたことを思い出しました。(地元新聞)

  その記事になぞらえると、回転不足をとられがちだった浅田選手のジャンプも、練習次第では「先行き明るい」という解釈が出来ます。

  ふたりとも、山田門下生。( 山田満知子コーチ )

  

  山田コーチに指導を受けている選手は、一切の特別扱いはしないというコーチの方針のもと、ジャンプの練習も他の人の邪魔にならないよう、隙間隙間をうまく、くぐり抜けながら練習するそうです。

  浅田真央選手のときは門下生も多くなっていたでしょうから、みどりさんのときよりは、縦に細く長く跳ぶスタイルが身に付いた・・・という、ことなのかも知れません。

         「 とにかく、幸せになってってこと 」

  マツコが、枠の中で最後に締め括った言葉。

  伊藤みどりさんが(当時)再婚したことに触れ・・・。

  

  

  伊藤みどり浅田真央、何十年に一回という逸材であることは、間違いない。日頃ひいきにしている選手がいる私でも、よくわかる。

  ( ジュニア時代の映像を見てもらえば、一目瞭然 )

  

  だからなんでしょう・・・

  ついぞ、書きたくなってしまう対象でもある 浅田真央

  素人の私がこうなんだから、「プロ」のマスコミなら、余計に追いかけたくなる・・・んだろうな。