銀盤の舞-フィギュアスケートエトセトラ-

スポナビ+ブログから引っ越してきました。

全日本選手権 - 総括 -

 

 ・・・ 何から、伝えればいいのか?

    わからないまま、時が流れて ・・・ (By 小田和正

  本当に、何からお伝えしたらいいのか、、。

  それ程、私の脳裏には、≪浅田真央≫ この人の苦難に耐えた「女神のような笑顔」と、汗と涙と努力の結晶である「銀盤での舞」が、頭から離れない。

  男子フリーは、夜中の放送となったため、録画はしているものの、時間がなくまだ目を通せてはいない…が、仕方ないこととは言え、既に結果が分かってしまっている…いいや、年末年始にゆっくり見ることにしよう。

  というわけで、男子フリーは省略いたしますが、何でも小塚選手や織田選手は、ジャンプを転倒したとのこと。小塚選手が転倒とは珍しい気が…。いつも転倒しないイメージがあるので。

  高橋大輔選手は、4回転フリップの着氷が乱れたとか…。

  それから見ていくと、

  女子フリーは、とても見ごたえのある内容になったのではないかと思います。

  ◆ 安藤美姫 ・・・ フリーのプログラムに、安藤選手とニコライコーチの「意地」を感じるのは、私だけでしょうか?

  フィニッシュ後のガッツポーズは、「どうだ!」といわんばかりの迫力を感じました。圧巻です。

  ◆ 村上佳菜子 ・・・ 何が違うんだろう?何で高得点なんだろう?よくよく観察して思いました。「身体の動かし方が大きい」。特に、上半身の使い方が他の選手よりとても大きい…それが、村上選手の演技を一回りもふたまわりもダイナミックに見せているような気がします。

  ◆ 村主章枝 ・・・ 個人的にショートプログラムの方が好きです。フリーでは、ショート程の情熱はあまり感じられなかったけれど、精一杯の演技に、まずは、お疲れ様と言いたい。コスチュームは、パンツ系じゃない方が良かった気がする…。(ジャッジへの印象が、あまり良くないような?気のせいかも知れないけど…)

  ◆ 鈴木明子 ・・・ ジャンプ2ヶ所ですか、ちょっとミスが出てしまいました。今回は、調子が今一つだったんでしょうね。鈴木選手のいつもの情熱や元気さが、あまり伝わってこなくて、、。世界選手権、もれてしまったけれど、少しずつ階段を上ってくれれば、それでいいです。

  ◆ 庄司理紗 ・・・ 浅田選手の後の登場で、緊張したでしょう。最初は堅かったけど、中盤から良くなってきました。堂々たるものですね。ジャンプ着氷後の流れが、とても綺麗で、空中の姿勢もいい。将来が楽しみな選手です。

  ◆ 浅田真央 ・・・ こんなにも、ドキドキしながら試合を見守る選手がいるでしょうか?「うちの真央が、本当によく頑張りました!」(笑)。会場の空気が違う。多くの者が、浅田真央を見守り、迎える。「愛の夢」は、パーフェクトとはいかなかったけれど、上出来です。本当に滑らかなスケーティングになりました。浅田選手の演技に、うっとりしたのは初めてです、実は。また、泣いてしまいました。ありがとう。

  多くの人に勇気と元気を与えてくれた、選手の皆さん、本当にありがとう!

  最後に言いたい・・・スポンサーの皆様、テレビ業界の皆様、「全日本選手権」は、本当に面白い。

  今季、物足りないを連発していた私が言うのだから、「間違いないっ」! (上から目線で、ごめん遊ばせ)