銀盤の舞-フィギュアスケートエトセトラ-

スポナビ+ブログから引っ越してきました。

2012-01-01から1年間の記事一覧

お陰様で2周年 — 銀盤の舞より御礼 —

仕事が忙しかったためか気がつかなかったのだが、当ブログ【銀盤の舞—フィギュアスケートエトセトラ—】は、お陰様で2周年を迎えることと相成った。 これは一重に読者の皆様、コメントを下さる皆様のお陰である以外にない。 前回、前々回と多くのコメントを…

必ずしも悲観的になる必要はない — フィギュアスケート男子シングル —

・・・ 何に感銘を受け、何に感動を覚え、何に興奮し、何に興醒めし、何に畏怖の念を抱き、何に尊敬し、何を快しとし、何を遺憾と思うのか・・・それは、全て個々人の“理性”と“本能”の狭間で、波のように揺れ動く、ある意味不確定な想念であると私は思う。 …

鈴木明子、村上佳菜子、浅田真央 — 世界フィギュアスケート選手権大会2012 —

試合日程の関係もあり、どうしても女子シングルについて文字におこせないで終わってしまうケースが、最近は毎回だ。 男子シングルのように、採点表(プロトコル)とにらめっこする時間がないため、手短にタイトル通り、日本人選手についてのみ、今回は書いてお…

気迫溢れた男子シングル フリー — 世界フィギュアスケート選手権大会2012 —

フランスはニースで開催中のフィギュアスケート世界選手権大会。 男子シングルのフリー演技が、昨夜ライブ中継されたが、お陰で「映画の日」(毎月1日は映画鑑賞料金が、千円になる。)である今日、せっかく映画館に出向こうと予定していたのが、行けなくなっ…

快挙!— 高橋成美&マーヴィン・トラン組 — 世界フィギュアスケート選手権大会 銅メダル

基本、私は、試合のテレビ放映前に結果が分かることをあまり好まない。言い方を変えれば、「結果が分かっていながらテレビ観戦」すること程、集中出来ないことはない・・・からだ。(あくまで、私の感覚だが。) しかし、 ご存知のように(?)、世界フィギュア…

BGMには似合わない — eye(coba) —

(・・・何だ?このタイトルは・・・?) 先週の金曜日、仕事帰りのカーラジオから、アコーディオン奏者 coba の「eye」のメロディーが流れてきた。 5月に岩手県でコンサートがあるため、FM番組でその宣伝を兼ねて曲をかけていたのだったが・・・。 ゲスト(宣…

震災から1年 — イベントで終わらせてはならない —

明日で、ちょうど1年になる・・・東日本大震災が、数々の“教訓”を我々に押し付けていったあの日から・・・。 全国各地では、様々な催しがあるようだ。 各放送局でも、朝から特番が組まれるところが多いだろう。 ちょっと、いいだろうか・・・? これらを、…

【銀盤の舞からのお知らせ】多忙につき、更新頻度が下がります。

日頃、当ブログをご覧下さっている皆様、いつもありがとうございます。 世間では、大雪被害でお困りの地域、風邪やインフルエンザ等で苦しんでいらっしゃる方々等、たくさんいらっしゃることと思います。心よりお見舞い申し上げます。 さてさて、いつもと違…

採点競技を“観戦する”難しさ — フィギュアスケート —

昨年の師走にも、採点競技の難しさとして記事をエントリーした。採点に対する思いみたいなものだったが、その際に寄せられたコメントを一言で言うならば、「今の採点方式は完璧ではまだないが、前進はしている。」と概ね前向きに建設的に捉えたご意見が多く…

圧巻のパトリック・チャン、意地を見せた高橋大輔 — 四大陸選手権 男子シングル フリー —

・・・圧巻だった・・・ 敵ながらアッパレとは正にこういう時に使う言葉なのだろう。 今シーズン、調子が今一つだったパトリック・チャン。新しいフリーのプログラム「アランフェス」にも、なかなか乗り切れないでいた印象だった昨年から、ようやく魅せてく…

ジャンプとスケーティングが“命”— 男子ショートプログラム —

無良崇人、町田 樹が見事な演技を魅せてくれた。 四大陸選手権 男子ショートプログラム。 パトリック・チャンのスケーティングが、他を寄せ付けない程の“格別”な技術であることは、今更ながら再認識したと言ってもいい。やはり、この男は上手いぞ! 一部ネッ…

プルシェンコの意地と愛

欧州フィギュアスケート選手権にて、ロシアのエフゲニー・プルシェンコが、自己ベストで逆転優勝したとの情報が飛び込んできた。 早速、動画を探してショートプログラム、フリーと確認してみたが、何せ携帯電話の小さな画面ゆえ、エッジさばきや表情などの細…

続・【銀盤の舞】表現力への挑戦 小塚崇彦-NHK アスリートの魂より-

先にエントリーした、 【銀盤の舞】表現力への挑戦 小塚崇彦-NHK アスリートの魂より- http://www.plus-blog.sportsnavi.com/y-love/article/215 冒頭に追記したのだが、いただいたコメントを読み、続編をエントリーしたくなった。 番組で、パトリック・チ…

【銀盤の舞】表現力への挑戦 小塚崇彦—NHK アスリートの魂より—

※かつて、小塚崇彦の演技の“良さ”が分からない周囲の人間に、「見て見て、このスケーティング!滑らかでしょ?」等と伝えては、地味だよ、コスチュームも地味だよ、表現力何とかならないのかなぁ?・・・と返されるばかりだった日々。 以前は、小塚崇彦のみ…

地上波放送に拘る理由—フィギュアスケートテレビ観戦—

「特定選手に頼った報道の危うさ—メディアの戦略—」(2012.1.13付け記事【銀盤の舞—フィギュアスケートエトセトラ—】) をエントリーしたのだが、テーマを2つ以上並べるとやはり散文してしまう。加えて、睡魔との闘いだった(苦笑)。 改めて・・・。 — また…

特定選手に頼った報道の危うさ—メディアの戦略—

「スケーティングにも注目した報道を—大技の魅力—」(2011.12.1付記事)銀盤の舞—フィギュアスケートエトセトラ— と題して、以前記事を書いたのだが、これには多くの方から共感の声をいただいた。 今回は、また違う角度からメディアに“ラブコール”したい。 …

ジョニー・ウィアーの結婚に、期待を抱く — ジェンダーの壁をぶち破れ —

・・・「ちょっと、ちょっと、ウィアーが結婚だって!ちょっと、ウィアーはホモ子ちゃんだったの?!」 私が帰宅して夕飯をとり始めるや否や、家族が興奮気味に話し始めた。 私 「知ってる。ネットで見たよ。良かったじゃん。幸せになって欲しいね。」 家族 …

新しき一年の幕開けに乾杯

穏やかな正月だ。 2011年の年末年始は、大雪で雪かきに明け暮れていたのが、つい昨日のことのように感じられてしまう。 箱根駅伝も終わり、明日からは仕事始めだ。初詣はいつも人混みを避けて、正月三が日をずらしているからまだ出向いてはいないが、昨年は…