銀盤の舞-フィギュアスケートエトセトラ-

スポナビ+ブログから引っ越してきました。

2011-01-01から1年間の記事一覧

羽生結弦と村上佳菜子 — 伝わった二人の“意地”—

グランプリシリーズ中国杯の地上波放送は終わった。 男子シングルでは、SPでツートップだった二人の若き獅子が、フリーで順位を下げてしまった、、。 結果、羽生結弦もガチンスキーも表彰台を逃した。織田信成は、2位になった。ケガあけでの表彰台は立派…

マイベストSP — グランプリシリーズ中国杯 —

ゴールデンタイムの放送になると、テレ朝、やはりこの男 松岡修造 の出番だ。 相変わらず「独り常夏の島」だが、いつぞやのシーズンよりはだいぶ“トーン”を落としているような気がしないでもないのは、気のせいかな?・・・昨年の某局よりは、番組製作上も、…

羽生結弦〜意地を見せろ!〜

グランプリシリーズの中国杯が開幕する。 織田信成、村上佳菜子、、、日本人選手には頑張ってもらいたいが、とりわけ“羽生結弦”には、「意地」を見せつけてもらいたい。 3.11・・・東日本大震災という大惨事が起きて、多くの方が“家族・親戚”や“友人・知人”…

スケートカナダ2011 — 女子シングル フリー —

スケートカナダ2011 女子シングル フリー 順不同にいきます。 断り:いつも“だ・である”の断定型の文章で書いておりますが、たまに肩が凝ってくるので、今回は“ラフ”に参ります。 鈴木明子・・・「VERY 明子」というのが、今シーズンのテーマというかキャッ…

大輔、チャン、フェルナンデス — スケートカナダ男子フリー —

ハビエル・フェルナンデス・・・ スペインの選手でありながら、ショートプログラムの時も割れんばかりの拍手とスタンディングオベーション。内容が素晴らしかったから当然と言えば当然なのだが・・・と思っていたら、コーチはブライアン・オーサー。 カナダ…

同じプログラムを演じることの難しさ — パトリック・チャン —

人間(ヒト)は、常に“いいもの(状況や環境含め)”を追い求めたがる・・・それが、本来の能動的な姿ではないかと、私は思っている。 昨シーズンのショートプログラムで用いた「テイクファイブ」。チャンの滑らかなスケーティングを、より一層美しく魅せる楽曲で…

迷走は虹の彼方へ — 高橋大輔・鈴木明子 —

本人が目指す領域から見れば、まだまだ完璧ではないのかも知れない。 しかし・・・、 高橋大輔の今シーズンのショートプログラム。 通しで見たのは今回初めてだが、これを見る限りでは、昨シーズンまでの「スロースターター」大輔の面影など、どこにも感じら…

注目度が低いのか? — グランプリシリーズ —

残念ながら今回はスケートアメリカの放送を一度も見ていない。本日の午後にBS放送があるようだが、私的用事もあり、おそらく見ることは出来ないと思う。 そういう時に、動画は有難い。だが・・・。 パソコンを持ち合わせていない私は、携帯電話が頼みの綱。…

キム・ヨナ — 2011〜2012シーズンは休養に —

来たるシーズン、キム・ヨナは、来年の世界選手権も含めて“休養”にあてると言う、、、。 いつからだっただろうか。 この人が“色んな意味”で世間の注目を集めるようになったのは、、、。 — 本当に嫌いな相手のことは、一切話題に出さない — 私などその典型だ…

妖精のような今井 遥—2011〜2012—

人は、短期間でこんなにも“進化”をするものなのか、、。 今井 遥。 フィギュアスケート 2011で動画サイトを検索していたら、偶然、Faoi(ファンタジーオンアイス)金沢公演での、今井 遥の演技を見ることが出来た。 今季のショートプログラム。振り付けは、佐…

「読書の秋」— 高橋大輔を振り返る —

新旧にとらわれず、“今”を書いていこうかと思う。 今更感のある方は、どうか他ブログへ“いらっしゃい”。 久々にまともに書こうかと・・・いえ・・・まともにフィギュアスケートに触れようかという気になった私は、気付いたら書店の「ウインタースポーツ」コ…

シーズンが始まったのですね。

2ヶ月程でしょうか・・・ブログ更新から遠ざかっていたのは・・・。 原因不明の体調不良に襲われてしまい、ブログどころではなかったんですよね・・・心身ともに疲れ切ったと言いますか。 結果として、「枕」を自分サイズに合わせてもらい、枕をチェンジし…

花巻東ナイン ありがとう

フィギュアスケート愛好者の皆様、ご無沙汰しておりました。 ブログ更新が出来なかった理由は、下記の「追記」に・・・。 そして、 フィギュアスケートネタじゃなくて、高校野球の話題です。 先ほど、帝京×花巻東の試合が終了。 帝京:8点 花巻東:7点 私…

“基礎力”— 必ず最後に勝つ! —

政治に苛立つ“余力”さえ奪ってしまう程の蒸し暑さ。 「節電にご協力を!」 呼び掛けてる矢先に、原発がらみの様々な“問題”・・・。こういうのを、茶番劇と言うのだろうな。 “大人”って、いつからこんなになってしまったかねぇ・・・これでは、若い人を叱る資…

己を信じるということ — 浅田真央に見習ってみようかと思う今日この頃 —

昨日から“節電”が始まり、職場内は外気の湿度に負けず、非常に蒸し暑い。書庫で棚の整理等をするだけでも、蒸し風呂に入ってるかのように、汗だくになる。 そんなウダウダするような湿度高い折、“新しいスタッフ”が着任した。聞くところによると、「相当にデ…

無力感を抱きつつ、それでもやはりフィギュアスケートを見つめ続ける・・・。

・・・震災から3ヶ月が経った今、お陰様で細々ながらも、ブログを更新することが出来ています。 ただ・・・、これは自分だけが感じていることかも知れませんが、震災以降の私の文章・・・だいぶ書けるようにはなってきたものの、震災前までの“勢い”みたいな…

本屋で見つけた“フィギュアスケート”

・・・花金 ハナキン という言葉も、既に“死語”と化してしまった昨今。 金曜日は、「○○会社の送別会があるから、悪いが定時で帰ってね・・・。」と、上層部からのお達しがあり、久々の定時退社となった。 いつもは、19時や20時を過ぎた“暗く”なってからの帰…

“愛の夢”再び — 真央来季フリー —

“よっしゃ〜!” 私は思わず、小さなガッツポーズをした。 時事通信によると、浅田真央の、来季(2011〜2012シーズン)フリーで使う楽曲に、今季フリーで使用された“愛の夢”を、再び起用するとのこと。 プログラム構成は手直しするようだ。 個人的に、“愛の夢”…

プルシェンコ“資格回復”

伊藤みどりさんの嬉しい“表彰台2位”(国際アダルト選手権)の話題が飛び込んできた後には、またひとつ、嬉しいニュースが目に入ってきた。 時事通信や共同通信によると、ロシアのエフゲニー・プルシェンコ氏の“競技会出場資格”が「回復」したとのこと。 そも…

ソルトレイクシティの“芸術”— 魂の演技 アレクセイ・ヤグディン —

ソルトレイクシティで五輪が開催されたのは、2002年。あれから、9年の歳月が経過した・・・。 — フィギュアスケートって、何だろう・・・? — 時折、そんな思いが脳裏に浮かんでは消え、また浮かんでは消えていく、、。 シーズンオフの今、私は最新情報を追…

それぞれの理由

「40歳になっても出来るスポーツだということを、証明したい」 「現役時代は、“飛ばなきゃ”って思ってた時期もあったけど、今度は楽しみたい!」 41歳で、再び“氷上の舞姫”になる、伊藤みどり。 登山家に、何故山を登るのか・・・?何が、楽しいのか・・・?…

〆切迫る!《浅田真央—チャリティー本》

※5月14日記事を参照願います。 浅田真央チャリティー本の、予約販売申し込み期日が 5月31日 17:00に 迫っています。 この本の収益は、日本赤十字社を通じて、東日本大震災に寄付されます。 ◆ ボランティアをしたくても、何をしたらいいのか分からない ◆ 被…

フィギュアスケート王国の礎は伊藤みどり

アラフォー以降の人間の“特権”かも知れない。 温故知新 — 古きを知り、新しきを知る — 今こそ、“伊藤みどり”を熱く語らねばなるまい。 ついぞ、2〜3日前に、スポニチや共同通信等が、報道していた — 6月8日〜11日にドイツで開催される、ISU公認の「国際アダ…

【銀盤の舞】拝啓 羽生結弦様、阿部コーチ様。

拝啓 羽生結弦 様。 東日本大震災という未曾有の大災害が起き、練習中だった貴方は、スケートリンクがある建物がひび割れる不気味な音を聞きながら、スケート靴にカバーを履かせることすら頭からすっ飛ぶ程、必死に逃げたと聞きました。 自宅も被災し、4日…

フィギュアスケートと音楽と・・・。

— クラシックや楽団の演奏なんて、眠くなるだけでしょう・・・。— — 敷居が高い気がするし、素人には分からないよ、クラシックは・・・。— 大方は、そのように敬遠すると思われる。 クラシック 吹奏楽 ジャズにも種類があるように、クラシックも幅広い。 中…

来季も見たいと思わせるプログラム — 不完全燃焼なれば—

世界選手権が終わったばかりだが、「来季も見たい!」と思わせるプログラムがある。 全くもって、個人的意見だが・・・。 高橋大輔:ブエノスアイレスの冬 アクシデントがなければ、ひょっとしたら「集大成」となったかも知れない、フリーのプログラム。 当…

浅田真央 Book for Charity -小さな大きい温もり-

浅田真央が、東日本大震災に心を痛めている・・・激ヤセした原因のひとつにあげられているが、本気で「何かしたい」と考えていることは、日を追うごとにひしひしと伝わってきている。 チャリティーアイスショーを開催していることもその一環だが、 「チャリ…

ブログ開設1周年の御礼 − 遅ればせながら −

昨年の4月、 「偶発的な事情」により、当ブログを開設することになったのですが、お陰様で “1周年” を迎えることが出来ました。 また、いつしかアクセス数も、100万を突破しておりました。 読者数(ユニークアクセス)ではなく、ページビューのアクセス…

真央と小塚の“相乗効果”に期待 — 来季 —

浅田真央と小塚崇彦の2人が主となり、被災地にて“無料”のアイスショーを計画しているようだ。 被災者を優先的に招待する予定で、場所は盛岡や八戸が候補にあがっているらしい。 今季、浅田真央は佐藤コーチに師事し、目下、基本をしっかりと復習及び修復、…

世界選手権モスクワ大会回想② — 成功と実りある失敗 —

今大会の放送では、ダイジェストながらも、ペアとアイスダンスも放送してくれた。それは、素直に有難く思う。 フィギュアスケートが、やっぱり好きだな・・・そう思う理由のひとつに、アイスダンスがある。 今回、「まるで、五輪の試合のようだ」と言っても…