銀盤の舞-フィギュアスケートエトセトラ-

スポナビ+ブログから引っ越してきました。

フィギュアスケート競技会

国別対抗2012 男子フリー — 高橋大輔のプロトコル引用 —

何故、ダイスケだけなのか?・・・他の選手は書いてくれないのぉ・・・? そんな声が聞こえてきそうなこないような(苦笑)。 他意はない。 私の準備が間に合わないだけなのだ。プロトコル(スコア)の確認が・・・。 何が手間だって、パソコンのようにウインド…

高橋大輔は裏切らない — 国別対抗2012で見せた、気だるくも熱いブルース —

・・・こんなにも、気だるく熱いブルースだったろうか?・・・ 世界選手権の時に見せたブルースは、振付けに手直しが施されてから試合では初披露となったが、慎重にいったためか、確認しながらいったためか、余裕が感じられたようにも見え、それが逆に私には…

鈴木明子、村上佳菜子、浅田真央 — 世界フィギュアスケート選手権大会2012 —

試合日程の関係もあり、どうしても女子シングルについて文字におこせないで終わってしまうケースが、最近は毎回だ。 男子シングルのように、採点表(プロトコル)とにらめっこする時間がないため、手短にタイトル通り、日本人選手についてのみ、今回は書いてお…

気迫溢れた男子シングル フリー — 世界フィギュアスケート選手権大会2012 —

フランスはニースで開催中のフィギュアスケート世界選手権大会。 男子シングルのフリー演技が、昨夜ライブ中継されたが、お陰で「映画の日」(毎月1日は映画鑑賞料金が、千円になる。)である今日、せっかく映画館に出向こうと予定していたのが、行けなくなっ…

快挙!— 高橋成美&マーヴィン・トラン組 — 世界フィギュアスケート選手権大会 銅メダル

基本、私は、試合のテレビ放映前に結果が分かることをあまり好まない。言い方を変えれば、「結果が分かっていながらテレビ観戦」すること程、集中出来ないことはない・・・からだ。(あくまで、私の感覚だが。) しかし、 ご存知のように(?)、世界フィギュア…

圧巻のパトリック・チャン、意地を見せた高橋大輔 — 四大陸選手権 男子シングル フリー —

・・・圧巻だった・・・ 敵ながらアッパレとは正にこういう時に使う言葉なのだろう。 今シーズン、調子が今一つだったパトリック・チャン。新しいフリーのプログラム「アランフェス」にも、なかなか乗り切れないでいた印象だった昨年から、ようやく魅せてく…

ジャンプとスケーティングが“命”— 男子ショートプログラム —

無良崇人、町田 樹が見事な演技を魅せてくれた。 四大陸選手権 男子ショートプログラム。 パトリック・チャンのスケーティングが、他を寄せ付けない程の“格別”な技術であることは、今更ながら再認識したと言ってもいい。やはり、この男は上手いぞ! 一部ネッ…

それぞれの“背景”を感じないではいられなかった女子シングル— 全日本選手権大会 —

・・・女子シングルのフリーが終わった。少し、疲れた・・・。 私の母 「今回は真央ちゃんに勝たせてあげたい。でも、明子ちゃんも今まで踏ん張ってきてるし選手生活も長くないだろうから、表彰台に立たせてあげたいね・・・。」 今回は、応援する側もまるで…

心引き寄せられた男子シングル —全日本選手権大会—

・・・熱かった。激しい戦いだった。テレビ画面を通してさえも、その熱気は充分に伝わってきた。 男子シングル。 番組では女子シングルのショートプログラムの後に、男子シングルのフリーを放映していたが、何故か私は男子シングルに物凄く引き寄せられてい…

別次元の高橋大輔 —全日本選手権大会—

「攻めの気持ちを持って、挑んでもらいたいですね。」 明日、女子シングルのショートプログラムを迎えるにあたり、番組の最後に荒川静香が“さり気なく”加えたこの言葉が・・・とても心に響いて仕方がなかった・・・。 男子シングルのショートプログラムが終…

高橋大輔、羽生結弦、鈴木明子に心から、“ありがとう”を送りたい — グランプリファイナル —

グランプリファイナルも、男女シングルは幕を下ろした。 浅田真央の欠場により、メンタルスポーツであるフィギュアスケートだ、最初はどうなるかと思ったが、日本人選手3人とも、よく頑張っていただいたと思う。 ショートプログラムでは精彩を欠いた高橋大…

今季最高に美しかったチャンの“テイク・ファイブ”— ファイナル ショートプログラム —

※以下、パトリック・チャンについてを記述しているが、「今季最高のテイク・ファイブ」というのは、あくまでチャン自身の演技を比較した中で・・・という意味である。(H23.12.12追記) ・・・今夜の地上波放送が終わるまで、グランプリファイナルに…

頑張って・・・鈴木明子、羽生結弦、高橋大輔

日頃、極力使用を控えている言葉の中に、「頑張って」がある。 正確に言えば、使用する際は相手側の心情をおもんばかる努力をしつつ、場面場面で発するようにしている、といった方がニュアンスは近いだろうか。 それだけ、時に相手の心に負担を強いることが…

カメラアングルで印象が違うのか?—スケーティング速度—ロシア杯

・・・スピードがないな・・・。 ロシア杯の女子シングルの地上波放送を見ていて、ほとんどの選手に対して、私は何故だか、そのように感じてしまった。 記憶に新しいところで、分かりやすい例では、浅田真央の演技だ。 ※誤解しないでいただきたいが、これは…

エリック・ボンパール杯—気になった部分—

エリック・ボンパール杯の男女シングルを見ていて、気になった部分があった。今回、そこを拾ってみたい。 (〜それにしても、地上波放送、かなりカットされていたな・・・。) ■織田信成■ フリー演技しか確認していないが・・・演技中盤以前から、どうも曲に乗…

川口悠子、高橋成美、シブタニ兄妹—大健闘のJAPAN!—

エキシビションも終わり、NHK杯フィギュア2011も無事に幕を閉じた。 13日か14日付?!当ブログ始まって以来、アクセス数が初の3万超えになり、束の間「1位」の座に座らせていただいた。 たくさんのアクセスと、コメントを下さった皆様に心より感謝。 日…

魅せる大輔が戻ってきた—NHK杯男子シングル—

先ほど、地上波放送によるNHK杯男子シングルのフリー、及び表彰式の放送が終わった。 フィギュアスケートは女子シングルが「華」と言われてはいるが、生中継のタイミングや滑走順、あるいは視聴率等の理由があるのだろう、男子シングルの方が、比較的しっ…

メディアはどう取り上げるだろうか?—NHK杯女子シングル結果を—

女子のフリーが終わり、女子シングルの最終結果が出た。 フリーを見終わった昨日、ブログ更新しようと途中まで記事を書いた・・・「NHK杯女子フリー」と題して・・・だが、止めた。 今回のNHK杯—自国開催で男女シングルに日本人が三名ずつ参戦している…

コーチの腕—3人の舞姫《真央、レオノワ、エレーネ》—NHK杯女子ショート

昨夜の興奮冷めやらぬ、といった状況ではあるが、余韻に浸ってなどいられない・・・女子は、今日のフリーで全てが決まる・・・ あぁ、女神よ。 幸与えたまえ・・・。 女子ショートプログラムを見ていて、鈴木明子にすっかり“魅了”させられたが、驚いたことが…

羽生結弦と村上佳菜子 — 伝わった二人の“意地”—

グランプリシリーズ中国杯の地上波放送は終わった。 男子シングルでは、SPでツートップだった二人の若き獅子が、フリーで順位を下げてしまった、、。 結果、羽生結弦もガチンスキーも表彰台を逃した。織田信成は、2位になった。ケガあけでの表彰台は立派…

マイベストSP — グランプリシリーズ中国杯 —

ゴールデンタイムの放送になると、テレ朝、やはりこの男 松岡修造 の出番だ。 相変わらず「独り常夏の島」だが、いつぞやのシーズンよりはだいぶ“トーン”を落としているような気がしないでもないのは、気のせいかな?・・・昨年の某局よりは、番組製作上も、…

スケートカナダ2011 — 女子シングル フリー —

スケートカナダ2011 女子シングル フリー 順不同にいきます。 断り:いつも“だ・である”の断定型の文章で書いておりますが、たまに肩が凝ってくるので、今回は“ラフ”に参ります。 鈴木明子・・・「VERY 明子」というのが、今シーズンのテーマというかキャッ…

大輔、チャン、フェルナンデス — スケートカナダ男子フリー —

ハビエル・フェルナンデス・・・ スペインの選手でありながら、ショートプログラムの時も割れんばかりの拍手とスタンディングオベーション。内容が素晴らしかったから当然と言えば当然なのだが・・・と思っていたら、コーチはブライアン・オーサー。 カナダ…

迷走は虹の彼方へ — 高橋大輔・鈴木明子 —

本人が目指す領域から見れば、まだまだ完璧ではないのかも知れない。 しかし・・・、 高橋大輔の今シーズンのショートプログラム。 通しで見たのは今回初めてだが、これを見る限りでは、昨シーズンまでの「スロースターター」大輔の面影など、どこにも感じら…

世界選手権モスクワ大会回想② — 成功と実りある失敗 —

今大会の放送では、ダイジェストながらも、ペアとアイスダンスも放送してくれた。それは、素直に有難く思う。 フィギュアスケートが、やっぱり好きだな・・・そう思う理由のひとつに、アイスダンスがある。 今回、「まるで、五輪の試合のようだ」と言っても…

世界選手権モスクワ大会回想 — 成功と実りある失敗 —

震災で開催が危ぶまれたフィギュアスケートの世界選手権も、“無事に”幕を閉じた。 震災直後、サッカー界は募金活動等、支援への動きが確かに素早かったと、私も感じていた。また、宮城県東北高校出身のゴルファーが少なくない女子プロゴルフ界も、やはり支援…

【癒し】に飛躍した、極上の“ミッション”

東日本大震災のため、モスクワで代替開催となった、フィギュアスケートの世界選手権。 被災地で、 避難所で、 どれだけの人が観戦することが出来ているのか、私には分からない、、。 CS放送で観戦出来る人は、幸せだ。 様々な事情で、「地上波」が便りの家庭…

「勘」— 鈍い感覚の先に見せられたもの —

男子のショートプログラムが終わり、高橋大輔の演技を見るにつけ、私は彼の身体から、何故か「哀愁」を感じていた。 マンボの楽しいノリノリな曲のはず・・・それなのに、どういうわけか、私はちっとも楽しくなかったのだ。完璧ではなかったけれど、目立った…

世界ジュニアフィギュアスケート選手権2011 【結果】

四大陸選手権を回想している間に、ジュニア達が頑張っていることを思い出しました。 結果は、日本スケート連盟のホームページ経由で引用してます。 《世界ジュニアフィギュアスケート選手権2011》 期日:2/28〜3/6 場所:韓国 江陵 国内参加選手:〔男子シ…

明暗を分けた 羽生結弦と鈴木明子

四大陸選手権が、今季の滑り納めとなる、2人の選手がいた。 羽生結弦 鈴木明子 皮肉なことに、明暗を分けてしまった。 羽生結弦・・・今季、シニアに上がり、同期の村上佳菜子に一歩リードを許してしまった感のあった羽生結弦も、やっと花咲かせた。シニア…